「261」:女性声優、変な男集めてはちょいちょい炎上しているから、”蚊取り線香”って呼ぶことにします。
「私、ちょ〜一途なんですけど。何回も言ってません?」
「手越祐也も言ってんだって。それは」
「それ言われるとマジで説得力無くなるの、なんでなんだろ?マジで兄様が私のことを「手越」って呼び始めたせいですよ。お前が嫌いになる要因作って、「不倫しそう」はお前が作ったイメージでお前が勝手に嫌になってるだけじゃん。何あれ?じゃじゃ馬過ぎじゃん」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…普通に似た者同士だから、割とお似合いだと思う。アイツもパッと見で浮気しそうとか言われてるくらいだし。女の気持ち分かりすぎるのと、変にコミュ力あって、あんまりガツガツしてないところが、っていうのが逆に浮気しそうっていう…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「どういう共通点なんですか、それは」
「知らねぇよ。お前の心とアイツに聞いてこいよ」
「嫌ですよ。あんな無駄に察し良い人間に余計なことを言いたくないですよ」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…お前も本当に面倒臭ぇ女だな。ガチで美紅と言ってることが一緒だよ。アイツも自分がバンバン察するくせに、自分が察せられると急に「え、なんで分かるんですか」とか嫌悪感出すから…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「もう、この話は終わりにしません?」
「ふははは……!!シャゼラ、マジで本当に面白ぇわ」
「姉様のメガネかち割りたいんですけど」
「てごっちゃんも変な男の趣味してるよね」
「兄様も「変な男と女の趣味してる」って言われまくってますよ」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…アイツの場合は両方だからな…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「推してる男も、全員チャラい感じのゴリゴリのイケメン選んでるから、アレが女だったら相当生きづらいだろうな。アイツは男で良かったよ」
「本人も自覚してるから、そこは何でもいいんじゃないんですか。TikTokでジャニーズ眺めている男っていう平和な人生ですし」
「たぁ⇒ま⤴︎も⤵り⇒くぅ〜んって言ってるうちは、頭の方は大丈夫じゃなくても、下半身の方は大丈夫じゃん。松にぃは」
「シャゼラ、顔を玉森裕太にすればいいんだよ」
「姉様、うるさい」
「はは」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…主人公やってない時の方が、お前らマジで元気だな…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「あんなもんやらなくていいっすよ。こうして、適当に調子こいてるくらいが私達には合ってますよ」
「姉様も思考ブッ飛んでてどうにもならないですね」
私のポジション、今後はどういう感じでやっていけばいいのかが分からない。マジで、今の私が名ばかりの主人公になりそう。
王族姉妹の言動ヤバ過ぎるし、ずっと何か言ってるから……本当に「あれ?主人公誰だっけ?」ってなり始めてるよ。




