「196」:冴えカノはハーレムものの中でも、物語の流れが割と最高傑作だと個人的に思ってる。
手越ちゃんと綾姉は、綾姉の部屋で通話していたんだけど、マイク付与された瞬間に互いの声があまり入らないように少し距離を取って、「友達の家に泊まって、一緒にGravityやっているアラサー女子」くらいの設定でやっているから、姉妹じゃなくてリア友同士で同じルームに入ってるっていう体で、普通にアイコンの名前で呼び捨てし合うみたいな。
手越ちゃんと綾姉は同い年の友達っていう設定。高校時代の友達っていう設定で、どっちも企業勤めしながらクエストバーサーカーをやっているっていう……ところどころに本当の事を入れて、嘘が捲れにくくするための対処もしている。
妙にこなれている感じね。人間観察をするためだけに、ここまでの徹底するって……本当に人間観察というものが好きなのだろう、というのが伝わってくる。私もそこまでやっちゃっているからね………あまり共感したくないところだが、めちゃくちゃ共感出来ちゃうんだよね。
ちなみに、綾姉は「かずや」っていう名前でやっているらしい。亀梨君から取ったらしい。男のアカウントでやっている女だから、明らか「かずや」は本名じゃないのは分かるから、本名っぽくても女というだけで違うというなる。
でも、普通に「かずや君」、「きょうへい君」って呼ばれていたらしいね。松にぃも似たような事があって、ネカマアカウントで普通に話していたら、ちゃん付けで呼ばれてたっていうことも言っていた。
まぁ……松にぃに関しては中身がクソほど女だから、松にぃは男でも女でもどっちでもいいでしょ。普段からネカマみたいな事をやってんだし。現物そのものがネカマアカウントだもんね。二足歩行しているTwitterのネカマアカウントだから、松岡美紅という人間が。
「頭ん中が女性声優」って言うと、本当に嫌そうな顔をして喋らなくなるからね。そういうところがガチで女っぽいって。手越ちゃんに言われて30分くらい手越ちゃんの事をシカトしてて面白かったわ。
女性声優の悪口言ってんのに、「女性声優みたいな言動してるぅ〜」って言われると、ガチで嫌がって、それを言ってきた人間をシカトするっていうのが………そういうところは確かに女性声優みたいなところはある。
女性声優っていうか、単純に地雷踏まれた時の女のリアクションなんだけど。いわゆる「女性声優」の場合は、何言っても地雷になるから病気みたいのしか居ないっていう感じだから、松にぃは普通に「女」って感じがする。メンヘラのジャニオタの女の性格をしている男。
綾姉と手越ちゃんは普通に女の性格している女だから、松にぃみたいなツッコミをされることも無いままに話を進められたっていうのは本人達から聞いている。
松にぃは余計なツッコミを入れられているから、松にぃみたいなのは一層濃いのが集まりがちっていうのはあるのかもしれないね。
Gravityって面白いくらいに「類は友を呼ぶ」っていうのが起こりがちだから。私達だけかもしれませんがね。




