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「43」:柏木由紀さん、男の趣味が何か………って感じだよね。面食いなんだろうね。

自撮りの時も右目の傷跡を隠さないように、敢えて常に無加工で撮っている。美肌効果で加工すると薄くなるから、そうなるくらいなら無加工で載せる。普通にすっぴんとかも載せるくらい。


本当に、その年齢のガチでサバサバしているヤンママみたいな生き方しているけど、中身はガッツリとした女オタクの乙女心フルスロットルタイプだからね。


DQNって意外とアニメ好きな人とかVTuber好きな人とかって多いからね。声豚やV豚も車が好きだったりするのと一緒だから。そこら辺って本当に似ているんだよね。DQNの友達がキモオタっていうのは案外珍しくないんだよね。上下関係とかもなくて、普通に友達として一緒に過ごすとか。キモオタの彼女がDQNから紹介された、見た目が尻軽っぽいだけの一途な女と付き合ったりして幸せそうだったりね。


そういう感じで、周りに迷惑掛けない……かけすぎないというか、ボーダーを超えたことをしないんだったら、DQNとかキモオタでも、そうやって幸せならOKじゃね?って思うタイプよ。


先輩の場合はDQNとキモオタの両方の特性を綺麗に持っているから、めちゃんこ喧嘩も気も強いし、コミュ力も人脈もめちゃくちゃあるから、VTuber事務所でも自分優位の契約に持っていくことも余裕でしょうね。そこから初配信で一気にバズるっていう。



VTuber事務所との契約いわゆる「優遇」というものじゃない。実力がある人間に相応の報酬を渡す。それが出来ないんだったら断るという……ビジネスのシーンでならよくあるような商談の結果でそうなっているから、デビュー当初から人気があった。


元から顔出しの配信もやっているから、VTuberと本名で同時進行でやっている。元々VTuberやりたかったらしいから、本人としては願ったり叶ったりという最高の条件だったらしいね。最初は。



元から色々と問題を抱えている事務所だったのは知っていて、それでもVTuberとして活動するならば、そのハイブランドを行使できるっていうだけで入っているから、その先輩は最初から意図的に孤立している。VTuber事務所内ではね。そこの人間関係が全てじゃないし、VTuberを切り捨ててもいいっていう状況下でやっているわけだから。


ただ、VTuber専業としてやっている、大手事務所のVTuberとなると、それは変わっているわけで。女社会で成り立っている環境においての完全なる孤立は、人生においても社会的においても「死」を意味することになる。


孤立してはいけない状況で、先輩よりも年下の、事務所の先輩VTuberは「私は孤立している。こんな会社はクソだ!」と泣き叫んだ配信をして、その配信は非公開になっている。


ただ、登録者が100万人を超えて同接も常に数万人規模のVTuberの配信は簡単に切り抜かれて、事務所が隠蔽しようとしても、無制限に転載されていくのが現代の現実。そのVTuberの切り抜き見たら、派閥云々言っていたよ。



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