「631」再戦 Ⅸ
[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]༆⟬❂[治癒、術式………?何故、私に仕掛けたんだ?]❂⟭༆[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]⛓〈………………ゆみり、何かあった時はフォローするから。何かあったら言ってね。フォローじゃなくても、そのまま真正面からぶつかっていってもいいって言うんなら、その通りにするから〉⛓[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]✡l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「うん。今はフォローも何も要らないかな。今ので色々と………何となく分かった気がする」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[私と齏懿蕐にも話していない作戦があるとか言ってたけど…………今からソレをやるつもりなの?]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「まぁね。こういう話をしても、了徳寺さんは今の段階で気付いていないなら………もう、気付くことは無いと思う?」
[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]༆⟬❂[気付く?治癒術式?治癒術式を私に使ったところで何になるの?]❂⟭༆[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]
「それは、まぁ、なんていうんでしょうかね。答える必要はないと思います」
[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]༆⟬❂[まぁ…………敵相手なら、そうなるのは当然だよね]❂⟭༆[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]
私の意図には気付かれずに済んだようだ。
治癒術式で自分のことを殺そうだなんて考えているとは思わないだろう。勘の鋭い優里と齏懿蕐ですらも、私の動きは読めていない。
2人からも、私の行動に対する困惑というものも伺える。困惑しながらも私の動きには合わせてくれると言ってくれている。
困惑させたままで自分のフォローをやらせるというのは、2人への負担が大きくなるので、なるべくは自分一人で可能な限り、了徳寺さんを追い詰めておきたい。
この戦いの結末次第で、他の奴等との戦いの流れも左右することになる。何としても、私が望む理想の終わり方で決着を付けなくてはならない。
[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]༆⟬❂["砂波"………]❂⟭༆[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]
「………………………齏懿蕐、優里。ごめん、ちょっと手伝って。了徳寺さんの体に纏っている結界、何でもいいからぶっ壊してくれると助かる」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[ようやく頼ってくれたか]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]⛓〈一人でやる気なのかとヒヤヒヤしてたけど、いい意味で前言撤回してくれて良かったわ〉⛓[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]✡l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「私と一緒に閃光スキルで飛んだ後、すぐに仕掛けて」
私は齏懿蕐と優里の体に触れながら、二人を連れながら閃光スキルで再びゼロ距離まで近付き、了徳寺さんを囲むようにして齏懿蕐と優里は、左右それぞれから攻撃を仕掛けた。




