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「628」再戦 Ⅵ

[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[あれ………?]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「………………また、何か来たのかな?」



[̲̅ᛗ̲̅[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]⛓〈奴等の気配とは、また違う気配が…………増援か?〉⛓[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]✡l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]



「分からないけど…………そっちも警戒しておいた方がいいのは間違いなさそうだね」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[うん………]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]



ステイゴールド一族の意外にも、別の気配がする。人数は一人………ただ、その気配から人物は特定出来ない。


それなりの実力者ではあるのだろうが、敵なのか味方なのかも分からない以上………本命の奴等を殺すにあたっては、そちらに若干の意識を持っていかれる。


敵の可能性がある以上、隙を見せないためにも、完全に警戒対象から外すことも難しい。


奴等も、自分達の仲間の可能性が無くなれば、確実に私達の相手をしつつ、ソイツの出方を伺うことになる。


いずれにせよ、予想外の奴一人が現れたところで、私達が一方的に不利になるような展開にはならないだろう。



辺りを警戒しながら、インカムから上層部と諜報部、現地に居る他の構成員のリアルタイムの情報を得つつ、上層部からの指示も必要に応じて仰ぐ。


そして、襲撃を受けた時の対処を行うための機動性を保持するため、大通りから一旦離れて、枝道の人通りが多少は少なくなっている場所へ移動する。



[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]༆⟬❂[・・・・・・・・・・・・]❂⟭༆[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]


「········································!!」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[チッ…………動きを読まれたか………]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]



枝道に入ったところ、私達の視界の正面には、奴等の一人である女がこちらを見ながら佇んでいた。


対象がフードを深く被っていること、距離があることが重なり、顔や表情まではハッキリとは分からない。


痩身の高身長の体躯なのは見てとれるが、こちらの情報が不足しており、リアルタイムで情報を渡しても、誰からも有力な答えを貰うことは出来なかった。


馬耳と尻尾があることが、奴等の一派だということしか分からない。


何にせよ、今回の討伐対象の一人であることは間違いない…………少々、想定外のタイミングで会ってしまったが、この場で相手するしかない。


私が3ヶ月間、熟考を重ねた戦術がどこまで通じるか…………目の前の奴で試すというのも悪くはないな。



[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]༆⟬❂[·························あっ、どもっ]❂⟭༆[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]


「……………………………」



挨拶をする余裕があるとはね。


こちらから、その挨拶に言葉で応じるつもりは一切無いがな。

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