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「617」 ミーシャ「ゆみり、会いたいな………」









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凱旋門賞から3ヶ月。


本格的に馬主になるために、優里の紹介で出会った牧場主と厩務員さんとの話し合いを重ねつつ、本業の方もこなし、その時間の合間を縫って、ステイゴールド一族を掃討するための力も着実に積み重ねていった。


正直、私が競馬を知るきっかけになった………好きになっていった、本当の切っ掛けでもある存在を自分の手で殺めるというのは、仕事ではなかったら、とっくに殺すことを諦めているようなもの。


勝てなかったから………と、いうものもあるかもしれない。


しかし、勝てなかった理由は単なる実力不足だけではないようにも感じていた。おそらく、自分が見てきた競走馬を自分の手で殺めるということを僅かながらに躊躇していることもあるかもしれない。


馬主になろうと考えている人間が、目の前にいる敵がサラブレッドを殺すなんて出来ると思うか?


YouTubeでの配信で投げ掛ければ、偽善者ぶるなという、的外れなコメントで埋め尽くされるだろう。その後、匿名掲示板にて更に擦られることになるか。


奴等の意見は聞いたところで何の意味も成さない。人間としての人格形成を失敗している奴等から学び取れるものは皆無。



ただ、馬主になりたくて、馬が好きだからという理由で、自分達を殺しにかかっているサラブレッドを殺さないで放置するのは、絶対に間違っているとは、頭の中では理解している。


偽善者ぶるな、ということを言われても、少しばかり納得してしまう部分はある。


人の姿をしているとは言え、元々はサラブレッドとして様々なレースに出ては結果を残して、人々からも愛され続けるような華麗なるサラブレッドの一族とも言える。


気性難の集まり、自分が生み出した馬糞を嗅いでは発狂するような一族のサラブレッドを華麗というのはどうかという意見は聞き入れない。


経歴は華麗どころか、凄まじく輝いているような一族………自身がレースを走らなくなったとしても、自分達の遺伝子を継いだ者達が輝きを繋いでいく。


それを深くまで知っているからこそ、私の殺意は全くと言っていいほどに無いままに、奴等との戦場に駆り出される。


死してなお、精霊化しても、日本国内では僅かながらでも話題に上がる。2000年も前のサラブレッドの話が、未だに語り継がれることは稀にも無いことだろう。


ステイゴールド………和訳が「輝き続ける」という意味合いもある。俗語としては、「成功まで頑張れ!」という意味合いもあるんだとか。


まるで、今の私に向けて言ってるのかと勘違いを起こしてしまうほど、偶然にしてはよく出来ている存在が敵になってしまったと思っている。


楓夏依達と殺し合いをするよりは比べ物にならないほど楽な仕事ではあっても、あくまで楓夏依達と比べたらの話であり、本心そのものでは、まだ迷いは払拭しきれていない。

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