「588」 BATTLE FOR L'ARC DE TRIOMPHE ⅩⅩⅢ
そんな話も、今となっては良い思い出に変わっている。
また、前世の時のお互いのやらかしたことを言い合いながら笑って飯でも何でも一緒に楽しみたい。
楓夏依達と一緒に、歩幅を合わせて、同じ未来を駆け抜けていきたい。
その未来を現実にするためにも、目の前にある一つ一つを乗り越えていかなければならない。
そう意気込んでいる最中での、優里の後先読めない計画の実行からの、自分の理想が届かずに、計画が破綻しているわけではない現段階で、自分の不甲斐なさと自己嫌悪に浸っては急性的なイヤイヤ期に突入している。
これから本格的に敵陣へ攻めこもうという話が確定申告しつつあるところで、このような振る舞いは如何なものかと思う。
いつまで気性難なんで居るつもりだ。気性難のままで居ていいのは、競走馬のふりをしている時だけにしろ。
目の前の仕事だけは最低限集中するべきだろうに。
私達は森を抜けて、敢えて大聖堂までは転移せずに、自分の足で向かっている。当初の予定通り、目立つところで隙があるような振る舞いを見せつけることで、少しでも向こうからのアクションの確率を高めていく。
先制までは仕掛けてこなくとも、少しでもピンポイントの場所を突き止められるほどの気配を一瞬でも出せば、そこから簡単に私達側からでも仕掛けることが出来る。
森から凱旋門付近までの通りまで転移した後は、軽く腹ごしらえをするために、近くのファストフード店に入り、つまみながらも動くことが出来るポテトなどを買った。
朝飯もろくに食べていなかったので、空腹を紛らわすためにも少しは腹に何かを入れておいたほうがいい。
空腹になり過ぎるのは集中力の低下にも繋がり、それによって戦闘時のパフォーマンスも下がることにまで発展する。
腹が減ったのならば、機動力に支障が出ない程度に軽食をつまみ、万全な状態で戦えるようにするのがベスト。
運動前の食事は吐き気やパフォーマンスの低下、脇腹が痛くなるなどといった事が起こりうると言われるが、体がしっかりと鍛えられた上での適量ならば、寧ろ空腹よりも少しは腹に食べ物を入れておく方が良い場合もある。
ここら辺は個人差というものも出てくるだろうから、一概に断定したことは言えないのだが。何かあった場合に責任取るつもりは無いので、責任逃れとして断定した言い方はしない。
参考にもなるかは分からないが、行動を起こした瞬間から自己責任になるので、私の言ったことを鵜呑みにして体調不良になったとしても、私のせいにはしないでもらいたい。
自己責任で完結してくれるならば、好きに捉えてもらって結構
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[ぽてぇと、美味いな。レースで一汗かいた後の塩味が堪らなく効くわ〜。マジで塩味が旨み過ぎる。汗かいた時に食うジャンクフードって何でこんなにも美味いんだろうね?]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]⛓〈なんか、いつも以上に塩分が上手く感じるのは凄ぇ分かる気がする。いつもなら汗かいてもこんなにも美味く感じないのに。不思議なんもんだ〉⛓[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]✡l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]




