「569」 BATTLE FOR L'ARC DE TRIOMPHE Ⅴ
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[はぁ?お前も出るんだよ、手越齏懿蕐]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]⛓〈やだ、出たくないもん。こんな事のために私の脚を使いたくない〉⛓[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]✡l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[素晴らしいトップスピードを産む驚異的な末脚なんて芝と砂以外に使い道無いのに、いつ使うって言うんだよ]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]⛓〈障害レース走ってみてぇんだけど〉⛓[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]✡l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[知らん。お前の都合は聞いてない。私も出るんだし。もう出走に関しては、仮登録状態になっているから。諸々の話は運営側にも済ませているし。優里が馬主扱いで、騎手についても跨っているだけにするようにお願いしている]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「ちゃんとしてるのかしてないのか分からんな………なんか、優里がただ単に凱旋門賞走りたいだけに思えてきたな」
ここまで遠征に対しての熱量が高いのは正直引いている。普段は私の思い立った行動に振り回されることが多いのに、今日に限っては異様な程に能動的に動いているところが違和感でしかない。
何をここまで優里の背中を押しているのか、凱旋門賞という思い出の舞台が絡んでいるからというのは理由にはなっていないような気もするが…………
もしかしたら、私達には言わないだけで、遠征という仕事へ真面目に向き合っているという思考も含め、周りが思っている以上の凱旋門賞自体への思い入れがあっての私情に駆り立てられているのかもしれない。
優里自身が、自分の本心を私達に打ち明けていない事柄が多いことが判明したため、今からでも本心を洗いざらい吐き出させる前提で喋らせてやりたいものだ。
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]⛓〈お前、昔からだよな。思ったことを口に出さないのは〉⛓[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]✡l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[実際問題、そういうところこそ自分勝手に振る舞った方が人生得でしょ。恨まれっ子世に幅かるって概念があるように…………世の中、真面目な奴が損するように出来ている。真面目で綺麗に真っ直ぐな奴が生きているわけがないクソみたいに理不尽な世の中なの、ゆみりもよく知ってるでしょ]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「知っとるね。結果、前世では自殺しちゃって今に至ってるし。ある意味、私が自己中こそ救われることを身をもって散々に味わってる感じ。酸いも甘いもしっかりと堪能したよ」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[前世と現世、どっちが酸いで甘いなの?]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]⛓〈優里も優里で他人のデリケートな部分に土足で駆け回るなよ。お前の中では他人の心は芝の上と一緒なのか?〉⛓[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]✡l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]




