表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

23398/24329

「226」鋼鐵城 深層 Ⅱ


伝説………つまり、伝説と言われるだけの何かがあったということ。伝説というのは、いわゆる噂というものを大きく膨らませて、その対象を神格化させたようなものだと考えている。


ならば、火のないところに煙は立たないというように…………人々に語り継がれることになった何かがあるはずなのだ。



最前線組が使っていたとされる異能。



・自然の力そのものを異能として出力することが出来る"遁術"。


・一つの異能を極めたことによって現出する"神術"。


・この世界由来に存在しているスキルと呼ばれる部類の能力を無効化し、無効化した分を自分の力に還元する"不明"。


・元々は伝説扱いで、現代の技術で理論上は誰でも会得することができるようになった……実際には、会得難易度が高過ぎるため量産不可とされている"多元時空錬成術式"。


・スキルと魔法を理論上でも不可能とされる緻密な割合で組み合わせて発動する火力重視の"幻魔術"




……………これが大まかな、最前線組が使っていた異能になる。どれも名前だけは世の中に広まっているにも関わらず、起源そのものが分かっていないとされているもの。


幻魔術はU-monster(ユー・モンスター)……地底に住んでいた人型の化け物由来だと思われていたが、実際は更に別なところに期限があるということが分かった。


その幻魔術を切っ掛けに、他の伝説と呼ばれていたはずの異能も、何かしらの起源がどこかに存在する……という見方になっているというのをミーシャが教えてくれた。



実際に、その当時を生きてきて………最前線組の姿も見てきたミーシャが言うのだから間違いない。


ただ、あまりにも強大な力とオーラを放っていたため、近付くことすらも容易では無かったという………



私と同じように、閃光スキルを使って戦場を駆け回っていた"覇王"。敵からは出会ったら逃げるか、自爆前提の攻撃を仕掛けろと言われるほどの化け物だったらしい。


その化け物が表の世界では芸能人…………アイドル、女優、声優やらと顔出しの仕事をしていたこと。


クエストバーサーカーの仕事に勤しんでいる時も、一切顔を隠すことはなかったと言われている。



覇王以外にも、"規格外"、"デウス・エクス・マキナ"、"神創種"、"太陽神"の2つ名を持っている最前線組………メインがこのメンツで、神術由来の水の異能を使うのがいたという……



正直、何が何だか分からないことばかりだが………今は最前線組の正体の解明はどうでもいい。


今の私達が知りたいのは、伝説上の異能と言われた能力達の起源だ。それをしれば…………この世の中の仕組み、私達の知らなかった部分がほんの少しでも見えてくるはずだ。






___ペラッ、ペラッ、ペラッ








ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]楓夏依、そっちはどう?[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ



ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]か、……ん?あれ?今は名前で呼んでいいの?[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ



ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]さっきのヤツらを殺したと同時に配信がストップしている。でも、また再開する可能性はゼロじゃないとしても………まぁ、いいんじゃね?って感じで。[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ



ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]それならいいっか。[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ



「……………………………えっ?」


「ゆみり!!楓夏依!!」




ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]何!?[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ



ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]どうした!![̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ



「うおっ!!てか………えっ、まだ神辿人モードになってるの?」


「まだ見慣れていないから普通にビビるんだけど……」



ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]いつ、何か来るか分からんやん?[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ



「だとしても…………まぁ、それなら仕方ないか…………」












評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ