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「218」鋼鐵城 Ⅹ


私自身、自分の体が何かの力に目覚めようとしているのは薄々気付いていた。そして、それ自体は今回のミーシャと楓夏依の連携によって理解出来た。


ただ、私は別のことにハッキリと気付いていた。


楓夏依も、何かの力に目覚めようとしている…………今の段階でも、どうやら私しか気付いていない潜在能力を秘めている事に。



ミーシャが私の精神をわざと揺さぶり、力の覚醒を促そうとしたのならば…………楓夏依でも、同じ現象が現れるはず。


私の思惑にはミーシャも楓夏依も、クソババアもレイさんも気づいていない。



いや·························クソババアの口数が妙に減っているので、クソババアだけは何か引っ掛かる点があって、その原因を静かに頭の中で探っているのかもしれない。


気付かれないうちに、楓夏依が力に目覚めてくれることを祈ろう··········!!



「カレン……!!しっかり……!!」


「はぁ……!!」


「···············································································································································································」



[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬なんだ?お前………?お前も立ち往生してんのか?そんなに往生してぇんなら…………望み通りにしてやんよ!!⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]



[̲̅ᛗ̲̅[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…レイ!!待ちなさい!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]][̲̅ᛗ̲̅]



[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬…………とっ!!なんなんだよ…………急に止めるんじゃねぇよ⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…やられたわ………!!豐穣熾カレンに………!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]][̲̅ᛗ̲̅]



[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬な、何がだよ………?⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…あの狗神が考えた策略を自分の体でやったのよ………!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]



[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬ま、まさか………!!てことは……………豐穣熾以外にも居るっていうのか!?神辿人になる条件が整ったヤツが……!!⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…クッ………!!手の内が分かった……レイ、今すぐ撤退しなさい!!直に、直に完全に覚醒が終わるわ………!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]][̲̅ᛗ̲̅]



[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬お、おう………⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]








☣☣☣☣☣_____バリバリバリバリ………!!!!_____☣☣☣☣☣









ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]逃がす訳ねぇだろォがよ………………!![̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ



[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬い"っ………!!⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]



「楓夏依………!?」


「····························································」



赤褐色の肌の色、白く染まった髪。


髪の前半分は楓夏依の元の髪型よりも少し伸びていて、後ろ半分は髪の毛とは違うもの………まるで、鳥の羽のようなものが無数に生えている。


遠目から見れば、真っ白の長髪………後ろにやたらと跳ね上がっている特徴的な髪型に見える。それくらいの密度で後頭部周辺に白い鳥の羽が植え付けられている。



そして、音も気配も無く……素早く相手との距離を詰める楓夏依。その鋭い眼光は、怒り狂った獲物を狩る獣のようにしか見えなかった。


鋭く尖った爪、捕食者側の獣の目、頭に生えている鳥の羽………楓夏依と融合したのは、あの工場のフクロウ社長か。

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