表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

23389/24159

「217」鋼鐵城 Ⅸ


し、神辿人…………?どういうこと?


その、神辿人とやらが絡んでいることまでは分からなかったが、ミーシャがやろうとしてこと自体は気付いていた………


レイさんに突っ込んでいって、敢えて急所に攻撃を食らって致命傷を負い、誰から見ても死んだように欺く。

それを狙っていたことに気付いたので、私はソレを止めようとして、思わず声や体の動きに出てしまって、私の動きに気付いたミーシャが作戦を中断した。


「気付いた……」と呟いていたのと、クソババアの解説も無言で聞いていて、否定も肯定もしなかった。


何も言わないということは···············つまり、クソババアが言っていたことをそのままやろうとしていたこと。



私が切っ掛けでミーシャの作戦が無駄になり、その作戦の概要をクソババアとレイさんに知られることになってしまった。



ミーシャ達も私も予測出来なかった事によって、作戦が台無しになった…………私が作戦を予測するという事までは、誰も何も考えていなかったのだ。


私が気付かなければ良かった……!!


今までの戦いでは、どんなに些細な変化でも情報になり得るというのが当然だった。寧ろ、気付かない事があることが命取りになるほど。


まさか·························気付くことそのものが命取りになるとは、誰も思わないだろう。



「し、神辿人って…………何?」



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…月島さんからの質問があったので、お答えしましょうか。神辿人というのは、種族の違う知的生命体が特定の条件下で交わることによって、1つの体に融合し、その融合した時に起こる反応が、神をも超す力となる………実際は神よりも更に上の存在の力すらも上回る力を得られる。神の領域に辿り着いた人間………すなわち、神辿人というわけよ…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]][̲̅ᛗ̲̅]



[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬おいおい、そんなベラベラと話しちまっていいのかよ···············⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…勘のいい………良すぎるくらいの女である豐穣熾カレンなら、早い段階で気付いてしまうわよ。···············まぁ、そもそも…………ここから生きて帰すつもりもないのだけれど…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]][̲̅ᛗ̲̅]



[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬あー、なるほどね⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]









___フッ………ドスッ!!










「かっ…………ハァ……!!」



[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬何、ボサっとしてんだよ⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]







__フッ………ズザザッ






[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬····················死んでねぇなら離れておくか。死にかけでも、何してくるか分からねぇのが豐穣熾カレンだからな⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]



[̲̅ᛗ̲̅[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…·······················································…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]][̲̅ᛗ̲̅]



「「「カレン!!」」」



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…············································…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]][̲̅ᛗ̲̅]



「ゲホッ………!!」


「カレン!!カレン!!」


「お前………!!」



[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬ここは戦場だぞ?棒立ちで何も考えてなさそうな馬鹿面で立ってんのが悪ぃんだろうがよ⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]



「レイ………!!お前ェ………!!」



[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬始祖様よぉ…………俺じゃなくて、俺の攻撃を眺めることしか出来ないまま、俺の剣に心臓を貫かれた………ソイツ自身を責めるべきじゃねぇのかな?まさか、俺達の100倍以上も生きてきて、そんなことも分からねぇような神様じゃぁねぇよな?⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]



「テメェ…………!!」


「ゴフッ…………!!」


「ミーシャ!!カレンの傷が塞がらないよぉ……!!」


「クソッ……!!これもアイツの術式の力か…………!?」



[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬あ····················?なんだって?⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]



「··················································スゥ」


「ゴプッ…………」




















・・・・・・・・・・・・・これで、よし。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ