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「192」MARBLE & IRON of FORTRESS Ⅵ









___ジャリ、ジャリ、ジャリ、ジャリ……カァァァァァァンッ!!!!












「うおっ、めっちゃ落ち葉降ってくるやん………」


「結界に当たってる落ち葉の音が落ち葉じゃないんよな………そもそも、私達が知ってる落ち葉は、落ちた時には何にも音がせえへんわ」


「うわぁ…………落ちたヤツ、もう土と同化し始めてる………」


「原理が分からんのよな………」


「良いだろ、ここにある植物なのか金属なのか分からんモノの解明は。こんなにも簡単に錆び付いたりするのは加工が難し過ぎるわ」


「大気やらバクテリアに反応起こしている可能性もあるから、真空状態で加工すればいいんじゃない?」


「加工してから真空から取り出した瞬間に腐りそう。防腐剤塗ればいいとかっていうレベルの話じゃない速度で腐り落ちてるもん」








___ヒュッ………ゴシャッ!!









「大理石が当たったわ、今度は」


「·························大理石の方は、若干速度が遅い?無くなるまでの速度は」


「みたいだね。本当に何由来で出来てんだろうね?」



落ちてきては腐るということを繰り返すように降り注ぐ無数の葉。大理石?の葉の方が若干腐敗までの時間が遅い。10分程度………いや、それ以上あるか。若干どころか、倍以上の時間差が出来ているようだ。


道には大理石?の落ち葉の割合が多いのは、それが理由か。それでも、普通の落ち葉と比べても、20分以内には完全に土と同化するということになると…………異常な速度で腐食が進むという事だな。


錆びているわけでもない。完全に腐食ということで確定していいだろうな。錆はあくまで金属の表面に出来る酸化物の皮膜のようなもの。


腐食は酸化だけではなくて、同時に金属を溶かす反応でもあるため、形状崩壊も誘発する。


土の微生物にも反応して土になっているのだとしたら、それは腐食ではなくてバクテリアによって有機物を分解させられているだけ………という、また違う現象になってくるのかもしれない。


おそらく、両方が同時に起こっているという見方が一番正しいのかもしれない。腐食も分解も同時に短いスパンで行われるからこその現象なのだろう。



専門家ですらも首を傾げそうな現象に、私のような配信のネタにするために適当にネットから拾ってきたような知識だけで喋っているVTuberなんかに解明できるわけがないので、この森にある植物については触れないでおこう。


何も気にしない。降ってくるモノに対して、それが致命傷にならないようにするための対策をするだけで十分だ。



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…こんにちは!!皆様!!また新しいお客様が来てくださったみたいですね!!歓迎いたしますよ☆ ̖́-…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]



「「「「········································!!!!」」」」



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…総督府の上層部の連中と、CRY.STi⟬A⟭LLIZATIONのVTuberの姿をした転生者が来ましたが···············どちらも、私が用意したゲームには抗えなかったみたいですね?…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]][̲̅ᛗ̲̅]



「ゲーム?」


「命懸けのゲームって…………カイジかよ」


「賭博黙示録かいな」


「賭博覇王伝 零のドラマ版しかマトモに見た事ないんだよな………」


「ゆみりは………お前は、そうだろうね」


「賭博なんちゃらって何?」


「私達の前世の時にあった漫画」


「········································わかんない」


「顎と鼻が印象的なギャンブラーの漫画。ギャンブルに文字通り命賭けている人達の漫画」


「何それ!?面白そう!!」



[̲̅ᛗ̲̅[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…おーしーずーかーにー!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]][̲̅ᛗ̲̅]



「あっ?」



[̲̅ᛗ̲̅[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…中村ゆみり、佐藤楓夏依、ミーシャ・ローゼンクロイツ・フォン・ロスチャイルド、レムリア・ストランカイズ・ヴェヴァヴィガルンド。この4名には………とあるゲームをやってもらいます…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]][̲̅ᛗ̲̅]



「ゆみり、面倒臭いから行くよ」


「うん。こんな馬鹿みたいな遊びに付き合ってやるほど、器は大きくないんですわ。ただでさえ、ここ最近はストレス溜まっているのに、余計な事で更にイライラしたくないんで勘弁してくださいよ」



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…こ……コイツら……………!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]

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