「68」massacre COLOSSEUM 终
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…ごふっ………!!げほっ………!!がふっ、あ···············!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「チッ………あのやろぉ………まだ生きてやがったのかよ……!!」
「随分としぶといね」
「ゆみりが頭を綺麗に消し飛ばしても、そこから頭を再生させたくらいの生命力だよ………まぁ、これくらいじゃ簡単にくたばらないってなっても、そこまで驚きはしねぇがな」
阿修羅像さん、まだ生きているみたい。
ただ、体の方は再生していない様子だ。楓夏依の与えたダメージが再生が追い付かないレベルでの致命傷になってしまって、自分の死期を悟っているような雰囲気を醸し出している。
私達は倒れて、全身から血を流している阿修羅像の顔のところに向かって、今にも死にそうな声で話しているのを聞き流していた。
わざわざ、じっくり話を聞くことでもないだろうと思ったので。私の中では、覚えていても話だろうと思っている。
私達を殺そうとした奴の最期の言葉なんて、誰が真剣に聞くと思う?最期くらい情けをかけてやればいいなんていう言葉は気持ち悪く、小汚い偽善者の思考から生まれてくるものだ。
自分は絶対にやらない気持ちの悪いことを平気で他人に押し付けくる連中の話も私は絶対に聞きたくないね。
やっていること、ツイフェミと変わらないから。別に女性優位の権利とか……まぁ、男性差別についても、個人の思想だから勝手にすれば?っていう思いしかないが、他人に対して物を言い過ぎるくせに、自分では一切動かないあたりが、性根の腐った日本人の代表だなという垣間見えて、Twitterとかで見かけた瞬間にブロックしていた記憶がある。
書いてあることとか、何から何までどうでもいいとは思ってても、ああいうタイプが放つ負のオーラというのは猛毒なので、見かけた瞬間に一切見えないようにするくらいの対策をしておかないと、自分の感覚がおかしくなる。
メンタルが図太いならば、そういう毒に対しては耐性が出来るのかもしれないが…………私には、そういう毒に対しての耐性はほとんどない。
自衛のために仕方の無いこと。
…………こういうことも、普通に配信で話していたな。現世でも、こういう踏み込んだ話題というのを配信していくつもり。
個人を出さなければ何を言っても、誰をディスってもいいのが法律だ。個人を特定するような事を言わずに、曖昧にしておけば名誉毀損や侮辱罪というのは免れる。
「絶対にコイツやろ」っていうギリギリの言動をして、本人にバレていたとしても、憶測の域を出ない以上は「特定の個人や組織を侮辱する行為」にはならない。
法という縛りというのは、知れば知るだけ法の緩さというものを実感出来る。曖昧だったら裁くことが出来ないというものが法であり秩序である。
疑わしきは罰せず、を上手く利用した配信が思ったよりバズることになったVTuberが豐穣熾カレンというのはあるかもね。
第一人者というわけではないだろうが。
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…かはっ………!!豐穣熾、カレン··········そして……連れの連中ここまで、の、実力を持っていたとは………CRY.STi⟬A⟭LLIZATION2期生の転生者が、これほどまでの異質性を、持って………この世界に、転生してくるとは··········ゴフッ……!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「そこまで調べているんですね」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…《《昔から》》、知り合いが大好きでね?…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「………………………こんかれん〜☆、CRY.STi⟬A⟭LLIZATION2期生の豐穣熾カレンでぇす!テイッ✨」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…___________…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「…………………死んだっぽい?」
「みたいだね」
「お前の挨拶、そんなに毒性高かったっけ?」
「いや、私の挨拶じゃなくて、たまたま死ぬタイミングが合っちゃっただけでしょ!?」
「マジレスすんなし」
「あっ、ごめん」
「そんなに本気に謝ることはないってば」
「いや…………なんか、本当に…………申し訳ねぇですわ」
「こっちが申し訳なくなってくるから止めてくんない!?」
「えっ、VTuber止めてろって………まだデビューすらしていないのに?」
「豐穣熾カレンの姿で、中村ゆみりムーブをかますんじゃないよ。同一人物なのは分かってても、なんか…………完全に=という見方になると、一気にカレンの華が無くなる」
「だんだんと枯れていってるよね」
「ドライフラワー的な」
「多分、私じゃなくていいねぇ⤴ぃ」
「確かに、本家はちょっとしゃくってるけど」
「後、その部分の歌詞も若干会話に噛み合ってるのが余計に面白いわ」




