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「65」massacre COLOSSEUM Ⅲ


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…あがっ、ぱぁ···············!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]





___ビチャッ………!!!!







「頭、消し飛んだんだけど」


「こんなもんだろ」



阿修羅像の脳天に刀を突き刺して、そこに魔法を送り込み頭を爆発させた。吹き飛んだ頭だったはずの肉片と骨片はあちこちに飛散して、一部は楓夏依の服に付着した。



「あ、楓夏依。すまん」


「えっ?何が?」


「いや、飛んじゃってる」


「あー、これくらいなら全然なんでも平気だよ」







___ドンッ…………!!ズァァアアアア………!!!!









[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]Θ【х̥ͦ⟬ぐばっ…………!?⟭х̥ͦ】Θ[̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅][̲̅ᛪ̲̅]


「あっ」


「鳥の方も死んだね」


「今のは、美咲か?」


「かもしれない」


「一瞬、薙刀がみたいたのが、鳥の胴体を高速で貫いていくのが見えた」


「多分……………薙刀を思い切りブン投げたとか、そういう感じじゃないのかな?って思っております」



鳥のヤツも既に死んでいる。


これで目に見えている分の奴等は全滅させることが出来たか。


頭が無くなっている阿修羅像の死体を避けて、ビルの上から他の奴等が来ていないかを探ってみる。


探ると言っても、索敵の力があるわけでもないので、辺りを見渡しつつ、意識を研ぎ澄ませて気配を感じ取る努力をするだけしかできない。



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…_________・・・・・・…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]







___ミチミチミチミチミチ………ミヂミヂミヂミヂミヂミヂミヂミヂミヂミヂ…………!!!!







「えっ········································?」


「はぁ?」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…ぬぁぁぁぁああぁぁ…………あぁぁあぁぁああぁぁぁぁ…………あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙………!!!!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]







___ズリュリュリュリュリュ………!!!!ミチミチミチミチミチ…………!!!!









「お、おいおい………」


「マジかよ…………」



死んだと思ってきたはずの阿修羅像が、呻き声を上げながら………頭を再生させて、ゴキブリのように這いずり回りながら、ゆっくりと立ち上がった。


頭を吹き飛ばしても死なないなんて………ゴキブリよりも生命力が高過ぎる。ゴキブリも、頭を飛ばされれば普通に死ぬ。若干動いていても、その後に普通に動かなくなる。


そして、何よりも再生するということ自体が有り得ない。



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…はぁ··········!!はぁ···············!!げほっ……!!ゲホッ………!!はぁぁぁぁあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙··········!!!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]









___ミチミチミチミチミチ…………!!!!









「綺麗に治っちまいやがった………」


「うん…………」



頭が弱点では無い…………ということか。


プラナリアみたいなものなのか。どこを切っても何度も何度も再生するという、ほぼ不死身のような生き物。


プラナリアに関しては、そこ切った部分からも増えるから、再生&増殖という……異世界ファンタジーでも稀にでも見ないような異能力を持っている。


ベニクラゲとかいうクラゲは、そもそも寿命が無くて、寿命が来て死んだりした時は幼体に戻って、そこからまた成長していくという……不死鳥のような生き方をする。


不死鳥の生態のモデルになったのでは?と思えるくらいに………まさか、不死鳥と同じ設定をもつ生物が本当に居るとは、ベニクラゲという存在を知った時には驚きしか無かった。


一定の条件下とは言え、不老不死やら異常な再生能力を持つ生物は実際に、前世の時で見てきたっていうのもあるため、そのような生物が人の言葉を喋って、体を大きくしただけって考えれば、特別驚くことでもないかもしれない。


不老不死と言われている生物でも、環境の変化によって普通に死ぬこともあると言われているくらいだ。


どんな条件下に身を置いても死なない生物というのは存在しないようなので、この阿修羅像も…………どこかしらに弱点があり、そこを叩けば絶命させることだろう。



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…ᴋɢᴋғʙᴠᴋᴅɢᴋᴄᴏᴋɢғᴋᴅʀᴋᴇғᴠɢᴏᴄxsᴏᴋғxᴋsᴅᴋʀᴄᴋᴅ……"РПНП死ТЙМПМПСЛ殺✠✞✟☩✙弾†††くぁᔕᔕᔕᗰ"!!!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「「……………………!?」」





____キュゥゥンッ……………!!!!ズドォォォォオオオオオオオオオオ……………!!!!!!!!









「うっ……………!!」


「くっ……………!!」



口から、予備動作のラグもほとんど無く………レーザーのようなものを繰り出してきた。


食らったら、跡形も無く消し飛ぶことだろうな………

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