❆【402】❆ 後、女性声優にネットいじらせんな。ネットリテラシーが声豚よりもねぇから。ネットリテラシー以前の問題の奴しか居ない。
何で、コーラを持ってバク転しようと思ったんだろ。しかも、アイツの更に化け物じみたところって、開けたばっかのコーラ……1.5リットルの容量があるペットボトルの、シュワシュワ全開の炭酸飲料を何食わぬ顔で半分くらいを一気に飲み干すんだよ。
普通に社員さんから奢ってもらった自販機のコーラを、「ありがとうございます!」って言った後にすぐ開けて、目の前で一気に飲み干したっていう話も何回も聞いているし、私も気になって500ミリリットルの三ツ矢サイダー奢ってみたら、本当に目の前で一気に飲み干したもんね。
飲み干した後にバカデカい、モンハンの古龍種の、クソ汚い咆哮のようなゲップをかましてきやがった。その時、二郎をニンニクマシマシで食った後だったっていうのを聞いていたから、そのゲップがマ〜ジで臭かった。
胃ぃ腐ってんのかって思った。ただの瘴気だったよ。胃袋の中にヴァルハザク飼育してるだろって言いたくなったもん。ヴァルハザクだけはちゃんと覚えておいた。「くせぇ化け物」っていうのは、何かのトークのネタに使えそうと思って調べておいた。
その時の環奈にも「胃の中にヴァルハザク飼ってる?」って言ったら、「イビルジョー飼ってる」って返ってきて、私の思考回路が一瞬止まった。返ってきた言葉の意味が何一つとして理解出来なかった。こんなんばっかだよ。環奈とふざけている時の会話なんて。仕事の話とか、真面目な打ち合わせとか話し合いの時はビックリするくらいにテキパキと的確に全員の話を意図を汲み取りながらコミュニケーションが取れるのに。
やる気スイッチ、魔改造し過ぎじゃね?って……環奈の顔を見る度に思っちゃう。
「てか、あれ?松にぃは?」
「男友達と遊んでいるか、別件で仕事してるかじゃない?」
「充実してんねー」
「松岡君って女の方が話しやすいとか言いながら、男ばっかとつるんでるのがね………女だったらヤリマン女だったけど、性別に救われたよね」
「それなっすよ!私がイケメンに近付いてみぃっすよ。男がロリコン多いからって色目使ってんのとかってマジで言われるんすから!」
「男ジャニオタのメリットをフル活用してるよね。まさか、ジャニオタの性分すら仕事に繋げようとするのがな………女じゃ絶対に出来ないよね。女性声優は特に」
「私は普通にジャニオタです!って言ってますよ。炎上しましたけど。いえーい!」
「私も普通に言ってるタイプだけど、知名度低すぎて全くもって燃えなかったわ。いや、別に、今は良いんだけどさ。なんかちょっとマウント取られた気分になった」
「女性声優って女の表現者の中でも、より一層メンヘラの濃度が高いのなんなんすかね?」
「いや、環奈と叶綺は別の人間じゃん。もう。ちゃんと別の世界を生きてるんだし。棲み分けみたいの出来てんだから良いでしょ」
「綾音の言う通りだよ。環奈は子役としてもバリバリ知名度あったんだし。舞台でもドラマでも人気あった売れっ子子役だしさ。今でもドラマのオファーがあるんだから」




