❆【381】❆ 女性声優が応援されない理由の小さな積み重ねのひとつの現状。何がしたいんだろうね?目立ちたいだけなら声優じゃなくてもよくね。
Twitterで「お兄ちゃんとお出かけ!」とかやっていたわ。まぁ、末っ子で甘やかされて育ったんだろうな〜っていう典型的な女声優だったよね。真っ直ぐに「末っ子長女と言えば、こういうイメージ」っていう言動ばかりの女だったね。ネットに落ちている「末っ子長女の特徴15選!」みたいなタイトルのブログの内容を綺麗に倣ったような生物だったよ。そんなんだから量産型って言われるんだよね。
今年30になったから、来年には全く仕事が無くなるって言われてるって。枕営業も出来なくなって、実力勝負で行こうにも単純なアニメ声しか出せないから、それは私とかでも出来てしまうわけだから。30のよく分からない珍獣みたいな女を使うよりも、アイドルとして売れていて、尚且つ女子高生ブランドもあるような若い女という私を声優の現場を積ませるために、そういう人間は徹底して排除して席を空けさせた方が良いって判断されて、オーディションも一切受からなければ、オファーも来るともない。
過去の遺産になった大人気のソシャゲの新録や二次使用料で何処までやれるか……っていうギリギリの状態になることが確定だってさ。私とソイツの問題が無かったとしても。
バーターとしても呼ばれなくなったっていうのがね。私の声は名無しのモブでも出るだけで見る人が居るから、既に話題性が勝ち取れる状態だから、既にオファーが来てんだって。メイン役とかで。
ただ、学業と元からの仕事を優先するっていうことでオファーは断ってもらっている状態で、代わりに役員やマネージャーが売り出したい声優をそれぞれ送り出している状態みたいだね。
例の「陸奥」の子がメインヒロインに決まったって。それで。元々は私がやる予定だったけど、私も「この子とかどうですか?」って直接掛け合ってみたら通った。
そんなんだから、オーディションは余程の事が無い限りは受からないんだよね。名前が付いているサブキャラも「コイツでいいんじゃね?」って上の人の裁量で決まるやり方っぽい。昔以上にオーディションって「掘り出し物があったら嬉しい」くらいに思ってんだって。そのアニメでは落としても、光るものがある人なら、次の作品で指名で使ってみる……みたいな事ばかりだから。
やる意味無いっていうのは無いけど、その作品のオーディションにはなってないよね?っていうくらいに、ただの新人発掘オーディションみたいな扱いみたいなもんになっている。それはそれで「オーディション」にはなっているから「まぁ、いいか」ってくらいのガバガバさはあるかもね。良くも悪くも。
私が推薦したその子も、業界内では「凄い子」って既に有名になっているから、すんなり仕事が決まったようなもん。私が推薦しなかったら、社長達が新人だからっていうのもあって存在を半分忘れていたから、「あっ、その子が居たね」って気付かなかったから。
別事務所の子ってイメージが強くて、自分のところに所属しているっていう感覚が誰も持っていなかったのが危なかったよね。私が推薦しなかったら仕事が無くなってたよって。
こういう些細な事に思えることがデカい事に繋がるから、どんなに小さな事でも真剣に向き合わないとって、常に意識してる。




