❆【260】❆ 親族、死因が大体老衰なんだよね。マジで遺伝子だけ恵まれた。
「姉様の口数がとんでもない事に」
「女の悪口になるとクソほど喋るもんな。お前」
「お前だってそうだろ。LINEとかでずっと「アイツ、ウザい」って女声優の悪口送ってくんじゃん。やめてよ」
「お前の方が長文で送ってくるじゃん。「分かる!」っていう予備動作の後に爆弾放り込んでくるじゃん。実名で女性声優の悪口をとんでもないレベルで言ってんじゃん」
「んふふふ………」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…さっき口で言ってた以上の事をバンバン言いまくってんだろうなって思いますよ…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「私も兄様に悪口送ってますよ」
「誰の?」
「女アイドルの悪口とか」
「えっ?お前って何かあったっけ?」
「よく分からんグラビアアイドルとか、大手グループの顔と名前が一致しない、MVの端っこで踊ってるような感じのアイドルとかに喧嘩売られてますよ?」
「お前ってドラマの仕事とか結構やってるもんな。結構良い役で。お前も感受性化け物で演技も元々上手いし、オーラとビジュアルも半端ないから、女主人公の映画だとモブで立っているだけで存在感ヤバいからって主役が変わったんだっけ?急遽。それで台詞も覚え直しも早かったんだろ?」
「仕事のスイッチ入ると暗記力が覚醒しますね。それ以外と何にも頭に入らなくなりますけど」
「嘘つけ。お前普通に勉強も出来るタイプじゃん。俺とかは学年で下から10番目とかだけど、お前は上から10番目とかじゃん」
「勉強出来ても地頭が兄様よりは良くないと思いますよ?」
「俺、台詞覚えるのがめっちゃ苦手」
「そんな事なくね?お兄ちゃんも暗記得意じゃん。テストだって暗記科目が総じて高いんだから。得意とはまではいかなくても、明らか苦手じゃないだろ。本当に覚えられない人に失礼なくらいには物覚え自体は良いだろ。お兄ちゃんの場合はやる気の問題じゃない?」
「やる気無いみたいになるじゃん」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…ガチで面倒くせぇ性格してんのな…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「フリーレンさんがそういうことを言うから余計にヘラるんですよ。このジャニオタ馬鹿兄貴」
「お前も余計な事しか言ってねぇよ。一番言ってんのお前や」
「何?流石はお兄様です!!って言って欲しいんか?」
「それは気持ち悪ぃ。縁切りたくなるレベルで無理。前世の時のお前のメンヘラブラコンの情緒不安定だった時、結構ドン引きだったよ」
「おい、黒歴史掘り返すな」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…美紅、その話は禁止だよ〜。前世とか言っちゃダメだよ〜。カットするからって何でも喋り過ぎぃ〜…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]