❆【242】❆ ちゃんと新陳代謝を行っていると言えるから、冷静に改めて見てみると妥当なのかもと思う。消えないように努力するのが個人事業だと思うし。消えたら他責にする時点でって話よね。
「俺もずっと気になってたから見ちゃったんだけど。何でそんな変な服買うの。お前に服選ばせるとすぅぐ変なの持ってくるじゃん」
「可愛くないですか?」
「ダッサい」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…美紅もストレートに言い過ぎだって…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「何で俺が選んだ服とかを覚えて買わないの?何回一緒に買いに行ってんだよ。無地で良いじゃん。まだ部屋着っぽい方がマシじゃん」
「良くないですか」
服のセンスがダサい奴ってこうだよな。自分の選んだ服が異様にセンスあるって本気で思ってんだよ。
何で人の話を聞かないんだろ。そういうところも天才タイプだなって思うけど。そこの謎の一貫性に。そこに一貫性なんて要らないんだがな。
テレサワイシャツ、マジで着替えてこい!って言いたいレベルでダサいんだよな。すんごい気になる。
「…………やっぱ、何回見てもダサいんだよな……」
「次行きましょ!」
「絶対にここ切り抜かれるよね」
「そりゃ、まぁ、そうでしょうね」
「てか、早く次行っていい。私持ってんだけど。このレジ袋。さっきから右手からやべぇ臭いが上がって鼻取れそうなんだわ」
「明らかヤバいの入ってますよね?ソレ」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…白いレジ袋から貫通するほどの黒い塊入ってるよな。何入ってんだよ…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「・・・・・・・・う”わっ……!!!!え”っ!?無理無理……!!!!」
「ねぇー!綾姉ちゃん!こっち投げんなよ!!……え”っ?なにこれ?」
「ねぇぇ!!無理無理!!やなんだけど!!ゴキブリじゃん!!えっ!?死んでるの!?チッ………おーい、マジでふざけんなよぉ……ガチきめぇわ」
「お兄ちゃんのキレ方がガチギレしてる虫嫌いの女のソレ過ぎて………何か、変に落ち着いたわ」
「女の私達を平気で超える女のリアクションを男がしちゃって冷静になりましたよね」
「うわぶっ……!!くっっさっ……!!」
「今日、鼻詰まってて分かんないです」
「中身ぶちまけないように投げたの、自分でも器用だなっていう思考に戻るくらいには落ち着いたわ。馬鹿兄貴のリアクション見たら」
「ちゃんと中身だけ見えるように落としたみたいなの、だいぶ器用だなって思ったわ」
「無理無理無理……!!死ねよマジで!!俺、本当に無理だってば……!!ねぇぇ……ああ……マジでクッソイライラするぅ……!!殺してぇわ……!!」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…こらこら、あんまり滅多な事を言うんじゃないよ…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「ゴキブリ嫌いなんですよ!!マジで!!」
「うわっ、マジで・・・・・超くせぇんだけど」
「・・・・・・・う”わっ!ゔぇ……至近距離で深呼吸すると死にそうになりますね”……これ。えっ、お便りとかあります?」
「何も無いよ。ガチでパスってるよ。送ってきたヤツ」