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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
†フェアリー・ディファレント†

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『9』 秘密の場所 ~出発~

「んじゃ、早速秘密の場所に向かうか。準備は整ってるか」


「心の準備がまだ…………って、どうやって行く気なの?」


「テレポートできる場所じゃないから、友達経由で行くしかない。だいぶ変な奴だけど、小さい女の子を襲うようなやつじゃねぇから安心しとけって」



 何一つ、安心できるものがありませんよ。だいぶ変な奴って言われた時点で、もう会う気がしないよ。変な人が他人を変な人って言うって………


 ラークさんの友達………いくら変人さんでも、ラークさんって人柄は良いから、人に好かれるのは分からなくはない。この適当すぎる対応と、いちいち頭のネジが飛んでいる行動が無ければ完璧なのにね。


 まず、その2つの成分がラークさんの大部分を占めていると思う。私から言えるのは………”ごしゅーしょーさまです”だね。


 でも、私も私で溜め息をつきたくなるようなことしか起きていないのも事実だけどね。

 

 はふぅ………ふへぇ~、今日はグッスリ眠れそうだよ。異世界だからって眠れなくなるような体じゃないしね。私って疲れて眠くなったら何処でも寝れるタイプの人だから。



「ますばアポ取るために連絡っと。あっ、しもんぬ~?」


(スマホ!?異世界にもスマホがあるの!?しかも、電話の出方が独特すぎるよ。初めてだよ、”しもんぬ”って。もはや何を言ってるのかってレベルですよ)


「今から大丈夫か?うん、分かった。今拾った女の子と一緒に居るから連れて行くわ。なかなか面白い奴だぞ?控えめに言ってユニークスキルの塊だ」



 うん、ラークさんの方が私なんかよりも遥かに面白いと思うよ?悪い意味で。

 それと、”ゆにーくすきる”って何だろう?どんなスキル?”ゆにーく”って言葉自体は聞いたことあるけど、意味自体は気にしたことなかったから詳しくは分からない。

 

 多分、個性的って意味合いで言ってるのかもしれない。もしそうだとしてら、ラークさんの方が”ゆにーくすきるのかたまり”だよ。個性しか無いよ、個性しか。


 それと、異世界にスマホがある。これだけ技術が進んでいそうな世界なら、スマホっぽいものが作られていてもおかしくは無いけどさ………形がモロにアイ〇ォン。


 異世界で、男エルフが普通にアイ〇ォン片手に通話しているって、何とも不思議な光景だね。”しゅーる”って言えばいいのかな?



「そーいうことだから。うんうん、見たらビックリするぜ?じゃっ、一旦切るからな。期待して待っとけよ」


(勝手に期待させてもらっちゃ困る!!私の話も聞かないで、勝手なことしないでくださる!?) 


「そういうわけだ」


「何か、私が知らないところで話が進んでいる気がするんですけど!?」



 ラークさんは、私のことはお構いなしに勝手に突き進んでいく。迷惑極まりないよ。

 もう、何を言っても聞かない気がするなぁ………あぁ、期待ねぇ~、どれだけ期待されているのかは知らないけど、私的には良い結果にはなりそうじゃないなぁ………


 まぁ、頑張るしかないってやつかな?なるべく期待に添えるようなことが出来ると良いね。他人事みたいに言ってるけど、嫌ってほど自分が関わっているんだよなぁ………


 

「よしっ、じゃあ行くぞ。アヤヒ、お前の持てる全ての力を見せつけてやれ!!」


「全部出すのは、それはそれで危なすぎる。何かしら消し飛ぶよ?本当に」


「そん時ゃそんと______」


「それじゃ済まされません!!」

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