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ぷろろーぐ



* * * *



「うぅ………へっくち!!夏なのに風邪でも引いちゃったのかな?夏休みは体調崩さないで、いっぱいあそびたいんだけどなぁ~?」


 あっ、最初に自己紹介をさせてもらっても良いかな?

 へへっ、私の名前は沢城(さわしろ)彩陽(あやひ)。今年の12月に12歳になる小学6年生です。生粋の日本人なんだけど、髪の毛の色が白くて蒼い瞳をしている、ちょっと珍しい感じの体質なんだよね。


 今は、コンビニで公共料金の支払いを終えてアパートに帰るところなんです。えっと、何で小学生の私が公共料金の支払いなんてしているのか?という点が疑問に思ったってことで良いのかな。


 それじゃ、その説明を今からするね。私は、このあまりに日本人離れをした容姿のせいで、重度の宗教信者であった親からは『悪魔の子』と罵られ、家を追い出されちゃったんだ。

 その後は色々な施設を散々にたらい回しにされた後、国からの指示で、国営のアパートに一人暮らしをすることになって、今に至るってところかな?


 一人暮らしを始めたのは小学4年生の時。

 歩んできた人生の影響で、精神年齢だけが大人になって、一人暮らしをする能力が備わっているということで、特例で暮らさせてもらっているという感じかな?


 生活のお金も国から十分に貰っていて困ったことはない。学校にも普通に通えているし、信頼できる友達も何人か居る。私的は、特に当たり障りのない生活を送れていると思うな。



 ____ピロリロリン♪ピロリロリン♪____




「あっ、友達から電話だ。たぶん、遊びのお誘いか何かかな?…………もしもし?彩陽だよ~」

 

《彩陽ちゃん、今から家行っても良い?一緒に遊ぼうよ!》


「うん、いいよ。少し出掛けてたけど、すぐに家に向かうから先行ってて待っててね」


《ありがと~、もう着いたから待ってるね~?》


「あっ………うん、わかった」


(行動が早いなぁ~、ちょっとホラーの要素があったような気がして戸惑っちゃったよ)



 私は部屋の玄関の前で待っている友達のところに急いで向かった。こんな暑い中、外で待たせるわけにもいかないしね。

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― 新着の感想 ―
タグのハーレムって誰のハーレムなんだろう、やっぱり読んでみないとわからないよね、でも小6の子がハーレム入りするのはちょっとどういう反応すればいいかわからないから困っちゃうかもしれないなぁ、でも話はすご…
桁が2つぐらい多い話数ですねw
[一言] ただひたすらにずっと読める小説に出会いたかったのでこの小説のエピソード数見た時すごい驚いて二度見しました。 これから楽しんで読ませていただきます
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