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転生しました!

私があの世界に転生した少し後

作者: 萌依

目を開くと血沸き肉踊る世界でした。

あっ。冗談です。

キラキラ光る天井では無く、真っ暗でフニフニした世界です。

周りは水で溢れてますけど不思議と息苦しかったりはしません……

えっ……へっ……臍の緒が有るよぉ……つまり此処はマミィのお腹の中ですねぇ……

まってて未来のマミィ!今すぐ出ますから!

そう、決意すると周りからお水が引いていって、真っ暗なマミィのお腹の中には、私と臍の緒だけが残されました……

ぐぅ……もう少しマミィのお腹に居たかったですねぇ。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

暫くして、私は産まれました。

えっ?出産シーン?知るかです。

聞きたい?めんどいので割愛です!

私はヒロイン元い攻略対象の死んでる系妹に転生した様です。妹っても

血は全くと言っていいほど血は繋がってません。

えっ?ご都合主義って?

五月蝿い!私の作品なんだから、私の好きにさせろやボケ!

自称神様の死神野郎はどうやら、早く私を殺したい様です。

嫌です。死んでやるもんかです!

絶対に大往生してやるんですから!

七歳まで踏ん張ったらもう、とんでもないご長寿様なんだから!

「ふん。女児か……何処かに捨てて来い。」

あらやだお父様!?

産まれた直後の赤ん坊を殺す気ですかね!?

「旦那様……責めて一歳まで……」

「ふん!勝手にしろ。世話はせんからな。」

マミィのお願いは聞くのね……

そろそろ息苦しいかも……

そういや前世では、泣いて初めて息を吸うんだっけ?

「あぅぅ……おギーー」

赤ちゃんってどうやって泣いてたんですっけ?

泣き方を忘れました。

「えぇ!?なっ……泣くな……どっ……どうしよう!?」

おやまぁ……お父様が困ってますねぇ……アハハ〜愉快かも!!

「大丈夫ですよ。きっと、旦那様が捨てるとか物騒な事言うんで怒ってるんですよ。」

別に怒ってはいませんけど……捨てられると死亡するんで。

自分で生きてける年齢になったら出て行きますよ。

七歳ぐらいなら、自立出来るかな?

「ぐぅ……一年だ!それ以上は置かない!」

「それが、習わしですものね。でも、本当は手放したく無いんでしょう?」

ふーん女児は育てないのか……じゃあ、嫁は異種族から手に入れるのか?

純血が段々減るな……そういや、そう言う設定だったな……

攻略対象と妹を合わせるために仕方無く作ったけど……暴力は可哀想だからって言う責めてものお情け?

「あぁ。女児が家に居たら王族に取り上げられて仕舞うからな。

その方が可哀想だろう。」

おぉ!そんな背後情報が!

そこまで考えてなかったわ!

んーなんで、妹死ぬんだっけ……てか、妹の名前全く考えてなかったわ。

『妹』だとか、『末の子』だったり、『拾われ子』とかだったからな……

イラストは彼女……今ではエメラダが可愛らしいロリを描いて暮れたなぁ……

「そうだなぁ……名前は、『マリアンヌ』だ!」

「いい名前ですね。良かったわねリリアンヌ」

「うーあぃ!」

取り敢えず返事をしとこうと思った。


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