宇宙して感激、もしかしたらアンタレス
飛んで空。青い雲白い空。あれぇ?聞く。見る。
「ブルーとグリーンでグルー?」
猫が舞って夕焼け。飛んでけ稲光。心情に。低いところで高音が鳴ってる。ピアノだ。沈む沈むシズムに沈んであっと驚く。at old rock。つれない君に視線の槍。
フォントの色彩を指先で見ながら赤い星。宇宙速度でぶっ飛べアポロ。星人に挨拶したのは昨日の夜で僕は過去にいるって知る。
「ジェームズボンドがジェームズボンドたり得る理由が分かる?」分かりません。
僕は僕で宇宙船。法則で修理修理UT。
ファンタズムに身を躍らせればきっと大運河。虹色星雲ファンクなギャルにキスしてベターザット。
航行路に障害。一審判決は黒。宇宙怪獣どうしたダーマー!
スプライトに口をつけてコントローラを握る。「ヘイ、アブダクションのボタンには触るなブラザー?」
ダーマーはSFだ。誰よりも早くて誰よりもイカしてる。SUPER FASTなのさ。
空掛ける。いやここって空?どこがここでここはどこだ?
エンジンはリニア。こいつはビートを知ってる。ローターじゃ出せない音なんだ。
宇宙怪獣にグッドバイを告げて寝袋に入った。
君。ねぇ君。可愛い寝顔のユーデリカ。
「ブラックホールの中で寝ている老人はきっともうだめだって」彼女は寝たまま話せる。すっごくキュートだ。
そんなことないんじゃないって僕の言葉に、だけど彼女は応じない。
「ブラックホールは穴じゃないからねぐらにならないんじゃなかったのか?」
バレンタインの奴に言ってやった話さ。ムードにぴったり。
「いいから早く寝たら?」つれないんだ彼女。デモやっぱり悟りって言うのは僕の真骨頂。ザッツデュビドゥバ。
「虹色星雲のあのこのことかい?」肩が少し跳ねて視線が眼球にぶつかって囀った。
「僕はどこまでも行ってないのさ。彼女のスーツが綺麗だったって、それだけなんだよ」
「本当に?」「本当さ」本当だったかなんて問題じゃない。
今思い出す。ポケットからビー玉を出して彼女の目に填め込む。綺麗だよって言ってキス。
「彼女のスーツも悪かないけど、やっぱり君が一番さ」
ブラウン管から光が漏れる。愛が空間を支配して時空。ここはどこって?
そうここは宇宙。
どうしたって家庭的に宇宙さ。