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庭園の国の少女  作者: ぎじえ・いり
大地の魔獣
8/25

盗賊

3体の緑色の肌の蛮族が道の先に見えた。

手にはそれぞれが剣を手にしている。

その意図は明確だった。

この馬車を襲う、それだけだろう。


馬車の速度を少しだけ緩めさせて弓を取り、矢を3本手に、荷台の上に立ち上がった。

馬車の揺れはそれほど大きくない。

この程度なら影響は無い。


最初の1本をつがえ、息を吐く。

魔力の流れを意識する。

その流れをほんの少しだけ早める。

深く息を吸い、そして止めた。


邪魔だ。

退け。


矢を放つ。


私の手から解き放たれた矢は、未だ遠くで弛緩したまま馬車を待ち構えていた1体の額を穿つ。

続けて放った2本目は、驚き身じろぎした別の1体の胸を貫く。

3本目をつがえた所で、最後の1体は走り去って行った。


魔力の流れを戻す。

短く3度、息を吐いた。


「さすがです!」


周囲を警戒していたリデルが、倒れた2体を見て声をあげた。






念のために、倒れた2体を検分したけれども、特に気になる事は無かった。

特に変わった持ち物も無い。

刺さった矢を抜き、一応倒した2体が手にしていた剣を持って馬車へと戻った。


「1体逃がしてしまったわ」


つい、腕試しのつもりで遠い内から射ってしまった。

もう少し、引きつけてから射つべきだった。

馬車を御していた商人がそれを聞いて、あれだけ離れてる内から対処してもらえれば、こちらとしては何の不安も無くて助かりますよ、と返す。


「大丈夫じゃないですか?仲間がいるなら最初から、もっと大勢で襲ってきたはずですって」


逃げた1体が仲間を呼んでくるかもしれない。

そんな私の考えを呼んだかのようにリデルも答えた。

確かにあの緑色の嫌な奴らの行動としては、最初に少数で襲って様子を見、後から大勢で本隊が襲ってくるなどというような作戦を立てて動く事はほとんどないだろう。


襲われた場合の事ばかり考えていたけれども、こういうふうに追撃する必要があるのなら、やっぱり馬を買えば良かったな。

そう今更のように思った。






2頭だての馬車は道を進んで行く。

周囲にはまばらな木立。

穏やかな起伏の丘の上を進む。

道はそれほど悪くない。


襲ってくる蛮族の数は、それほど多くはなかった。

手強い敵にはまだ出くわしていない。

危険な魔獣の影も無かった。


荷台には半分ほどの荷物が載っている。

ほとんどは商人が街で新たに買った荷で、自身が持って来た荷はその内の半分も無い。

商人の機嫌は良い。

街での商売がどうやらうまくいったようだった。


空いたスペースではリックが丸くなって寝ている。

時たま起きては運動不足だ、と言わんばかりに荷台の上をぐるぐると歩いた。


リデルも基本的にはのんびりしていた。

私が警戒して周囲を見ているのに合わせて、私の見る反対側を見回しているのだけれど、飽きてくるとひとつの方向をただぼんやりと、景色が流れるままに眺めていた。


2日ほど進んだ先で、穏やかに進んでいた道に変化が現れた。


「止まって」


商人に指示をして、馬車を止めさせる。

道の先の先、うっすらとしか見えないが、何かが道を塞いでいる。


「どこですか?見えませんよ?」


リデルの目では見えないようだ。

商人に話すと、荷の中から遠眼鏡を出してくれた。

それで覗き見てみると、道に細い木が3本倒れかかって先を塞いでいた。


「木が自然に倒れたんでしょうか?」


どうだろうか。

確かに一見するとそのようだ。

遠眼鏡から目を離し、リデルにも覗けるように、持ってあげるとリデルがまるで頭を突っ込むようにして覗き見た。


そのまま進むには危険に思えた。


進む先はちょっとした山のようになっていて、道はそこを回りこむように続いている。

問題の進む先の右側は崖というほどでは無いものの、急な斜面になっていて、その向こう側は正確に窺い知れない。

その上から矢を放つにも、あるいは駆け下り急襲するにも、つまり待ち伏せにはちょうど良さそうだ。

あの倒木で足を止めれば、その途端に襲いかかってくるだろう。

蛮族ではない。

蛮族にはそこまでの知恵は無い。

つまり。


「誰かが罠を張っていると思えるのだけど」


左側も緩やかな起伏の丘で、雑草が生い茂っている。

下っているのでその様子は確認できた。

雑草は背が低いので、その中に伏せている心配はあまりしなくても良さそうだ。


倒木をどかさないと先には進めない。

その雑草の中を一気に進んで抜けてしまうのはどうでしょう?

とリデルが聞いてきたが、そこに進んでそれこそ落とし穴みたいな罠が仕掛けてあったりしては、それこそどうにもならなくなる。


斜面の上には木々の先端だけが見えた。

ただたんにそれが倒れ、斜面の下へと落ちてきただけというのもない話ではないだろう。

ただ、あの場所はいかにも怪しかった。


敵がいると想定して、その敵の戦力が分からない以上、うかつに踏み込みたくはない。

戻り、迂回して目的地を目指すには、あまりにも時間が掛かりすぎる。

それに一度通った道をまた通るのは、魔獣との遭遇率を上げる事にもつながる。


どうやって進むべきか。

つい先日、人と戦って痛い目にあったばかりだ。

あまり無闇に進みたくはなかった。


「お願いがあるんだけど」


はー、どうしたもんですかねぇ、と暢気に言い、ぼんやりと周囲を眺めていたリデルに言う。

私の言い方に何かを感じたのだろう。

リデルは急にしかめ面になる。


「嫌な予感しかしないんですけど」

「ええ。察しが良いわね」

「お断りします」

「大丈夫。リデルならきっと大丈夫」

「大丈夫の上にきっとって付けないでください。いーやーでーすー!」


嫌がるリデルに、考えた作戦を伝えた。






敵の戦力が分からないなら調べれば良い。

リデルに頼んだのは斥候だった。

あの小ささならそう簡単には見つからないだろうし、見つかっても飛んで逃げればそう簡単にどうこうされないだろう。

見通しのきかない斜面の向こう側の様子を見てきてもらうべく送り出した。

一応、リックも一緒に行かせた。

リックは気配に敏い。

何かあれば真っ先に気がつくだろう。


私と商人は周囲を警戒しつつ、ただ待った。


「戻りましたー」


警戒して、大きく迂回してから見てくるよう頼んだので、結構な時間がかかった。

斜面の向こう側はまばらな林があり、そしてやはり敵はいたようだ。

ようだ、と不確かな言い方になったのには理由があった。


「鈴?」

「ええ。リックが何か紐みたいなのに引っかかって。最初は植物のツタだろうって思ったら、鈴が鳴ったんです。それもたくさん」


鳴子。

敵の接近を知るべく、それが仕掛けてあったようだ。


「それで、これは良くないなーって、すぐに引き返して来ちゃったので、その、ごめんなさい」


敵の姿は確認できなかったらしい。

仕方ないだろう。

それで多勢に囲まれて、リデルが帰ってこない方が困る。


「良いのよ。大丈夫。ありがとう。鹿かイノシシか、そういう獣が引っかかったと思ってくれれば良いのだけど」


さて、敵がいるらしい事はこれで分かった。

ならばどう行動するのが最善だろうか?


高所に陣取り、そこから矢を放つ。

あるいは石を落とす。

馬が進めなくなれば、身動きが取れなくなる。

単純な作戦だけれども、確実な作戦でもあった。


時間がかかっても、やはり先に敵をなんとかしなければ先に進めないだろう。

まだ日は高い。

とは言え、のんびりしてはいられない。


「さて、リデルに頑張ってもらったんだから、今度は私の番ね」

「どうするんですか?」

「もちろん、敵を倒すのよ」


にやりと笑い、準備を始めた。






林の中を進んでいく。

すでに仕掛けてあった鳴子は通り過ぎた。

一度、リックが鳴らしてしまったことで、警戒されているかと思ったけれども、特にそんな様子は無い。

リデルはリックに乗って移動していたようだし、リックは犬だ。

鳴らしてしまった辺りにあったのは犬の足あとだけ。

魔獣にせよ、ただの1頭、それも犬と変わらないサイズなら警戒するまでも無いと考えたのか。

リデルが鳴らしてしまったと言っていた辺りには、複数の足跡があった。

私よりも大きな靴の足跡だった。

鳴子が鳴ったのに気が付かなかった訳ではないという事だ。

しかし、その割には警戒の様子は見えない。

どういう理由にせよ、好都合だった。


警戒しつつ、ゆっくりと進んでいく。

周りには誰もいない。

リデルとリックは商人と馬車の護衛に残してある。

ひとり。

それがなんだか無性に懐かしかった。


林の中がなおさらそう思わせているのかもしれない。

そう、かつて私がいた世界はこんな世界だった。

周りに人の姿はなく、そして息を殺して暗い木々の間を進む。


木の影から蛮族が襲いかかってこないか、常に音を聞き、においを嗅ぎ、そして見るともなしにすべてを見る。


そうやって進むと、無性に着ている鎧が立てる音が気になった。

耳聡い敵なら気がつくかもしれない。

そうか。

鎧を着ることにはこういう不利もあるのか。


一瞬、鎧を脱いで進むべきか考えたけれども、敵の数も、その装備も分からないのだ。

このまま進むべきだろう。

相手がただの素早い敵ならその方が良いけれども、この間の殺人鬼みたいなのが相手なら着ているべきだ。

自分が立てている音がある事を認識しながら、それでも素早く進んでいった。


やがて林の中の明るさが増した。

どうやら林の終わり、つまり道に面した斜面が近づいてきているらしい。

そして、その明るくなった先に人影がある事に気がついた。

やはりいた。


それは赤毛の猿のようだった。

顔や手は肌が露出していてその部分だけが白い。

しかし、それ以外は全体が赤く長い毛で覆われていた。

上半身は裸で、下半身だけ、革の鎧に身を包み、2本の足でしっかりと直立している。

道の上の馬車にも、そして木の影から観察する私にも気がついていないのか、手にした瓶をしきりに口にやっては何かを飲んでいる。

酒か。

見るからに弛緩していた。


しかし、酒に酔っている訳では無いらしい。

足元はしっかりしているし、周囲を見回す仕草もしっかりしていた。

腰には幅広の長剣がある。

目に見える範囲にいるのはふたりだ。

何かを言い合っては、ちらりと道の上に視線を走らせる。

その側には大きな岩があった。

その脇にある木を組んだ物は、その岩を落とすための道具だろう。

そこに弓矢も立てかけてあった。

時折、離れて観察する私の所まで聞こえるような笑い声が響く。

それはあの殺人鬼が本性を現した時の声に似て、とても下卑た響きだった。


あのふたりで全てという事は無いだろう。

そっと離れ、周囲を探す。


すると、ひとつのテントが見つかった。

先ほどの見張り達からはそう離れてはいない。

テントの外にはひとり。

こちらも酒を飲んではいるものの、しっかりと全身を革の鎧で包んでいた。

テントは大きいとはいえ、あの中には3人か4人が限界だろう。

あの猿男どもは、この間の殺人鬼ほどではないとはいえ、決して小さくはない。


もう少し、周囲を探して見たけれども、結局それで全てのようだった。

多くて7人か。

こちらはひとり。

どうやって戦うべきか。

鳴子が一度鳴っているにも関わらず、警戒している素振りはない。

その事から考えれば、まぬけそうにも思える。

しかし、目にした敵はどうも、そう油断できる相手のように見えなかった。

ひとりずつ、倒していくしか無い。

そう決めると、まずは最初に見つけた見張り達の所へと向かった。






最初に放った矢は、見張りの内のひとりの喉へと正確に突き刺さった。

そのまま力が抜けたように崩れ落ちる。

もうひとりはその仲間の様子にすぐに剣を抜き、そして矢が飛んできた方向、つまりこちら側へと視線を走らせる。

その視線は果たして、私を捉えた。

その目に浮かんだのは驚愕だろうか。

仲間は呼ばせない。

その瞬間には既に2射目を放っていた。


これでふたり。

胸に矢を受けたふたり目が倒れ、動かなくなったのを確認して移動する。

テントの側には見張り。

着ているのは皮の鎧。

あの革は何の革だろうか?

道を見張っていたふたりが倒れた事にまだ気が付いていない。

やはりまぬけか。

あくびをし、ぼんやりとどこか遠くを見ていた。


2本の矢を取り出し、魔力を回す。

力をためる。


貫け。

そう念じて矢を放った。


放った矢は見張りへとまっすぐに飛び、そしてそのお腹へと突き刺さった。

革の鎧は役に立たなかったようだ。

何事かの呻きを漏らして崩折れる。

その間にもう1本、矢を取り出しておく。


うめき声が聞こえたのだろうか。

テントの入り口には布がかかっていて、中が窺い知れない。

しかし、その布が持ち上がり、ひとりがテントから顔を出した。

白い顔の猿頭。

その顔を狙い、矢を放った。

飛び去った矢はその目を貫く。

さらに手にしていたもう1本を最初に倒れたひとりへと放つ。

矢は背中に刺さった。


矢を2本取り出す。

手持ちの矢はこれで最後だ。

テントを睨み、出てくるのを待ったが、誰も出て来ない。

あれで終わり?

あっけなさ過ぎる。


気を抜きかけたが、一瞬、テントの入り口が不自然に揺れた気がした。

すかさず、その入り口へと矢を放った。


咄嗟に放った矢はやや狙いを外し、入り口脇へと突き刺さり、そして中へと飛び込んだ。

しかし、テントに動きは無い。

残りの矢は1本。

いつまでもここで待っている訳にはいかない。

最後の矢を、肩から上をテントから飛び出させ、苦しげにのたうっていたひとりへと放った。

放った矢はその頭へと突き立つ。

頭を射抜かれても、微妙に動いていたが、やがて動かなくなった。


リデルがいれば、あのテントへと魔法を撃ってもらったけれども。

不意に思い浮かんだ考えを、頭を振ってかき消す。


今、私はひとりだ。

あのテントの中に、例えどんな危機があったとしても、ひとりでなんとかしなければならない。

剣を抜き、慎重に歩き始めた。






テントの正面の位置から、側面へと遠ざかるようにして移動してから近づく。

正面から馬鹿正直に近づいて、逆に中から矢を射られたらたまらない。

入り口は倒れたひとりがそのままになっているせいで、ほんの少し開いていた。

しかし、今いる場所からはその中は暗く、窺い知る事は出来ない。


テントは正面の入り口からしか外を見る術は無さそうだ。

近づく途中で、朽ちかけた太い枝があったので、それを拾う。

やはりテントに動きは無い。

ゆっくりと静かに、鎧が音を立てないように、枝などを踏んだりしないように、慎重にテントへと近づき、枝を入り口側へとそっと投げた。


やはりというべきか。

まだ敵はいた。

投げた枝に反応して、矢が入り口から飛び去る。


その瞬間に、私は手にしていた剣をテントに突き立て、そして引き裂いた。

そのまま中へと飛び込む。

テントの中には小さなランプが灯っていて、十分な明るさがあった。

中にはもはや見慣れた猿男がひとり、しゃがんで弓を構えていた。

振り向いたその表情は驚き、目が見開かれている。


その猿男の脇から胸へと、私は剣を突き立てた。

革鎧を着ていたが、僅かな抵抗感だけを残して、刃はその体を貫く。


「ぐ」


体を貫かれながらも、猿男は手にしていた弓を振り回した。

剣から手を離し、テントの端へとさがった。

すぐさま腰からナイフを抜く。


それは猿男の最後の力を振り絞った反撃だったようだ。

猿男はそのまま前向きに崩れ落ち、びゅーびゅーと荒い息を繰り返す。

倒れながらも、顔を動かし、私を睨む。

テントの内側に敷かれた布に血が広がる。


「そう睨まないで。誰かを襲おうと思うなら、自分が襲われる事をもう少し考えないと」

「ちげ……ねぇな」


猿男があるか無いかの笑いを浮かべた。

猿男がちらりと視線を走らせた。

その視線の先、テントの中の一角に、何やら箱が積み上げられている。

その内のひとつが開いていた。

中には光り輝く金属製の飾り。

それは薄暗く、汚れた鎧に身をまとった猿男たちとはどう考えても結びつかない。


私は静かに、距離を保ったまま構えを解かず、猿男の目を見る。

その目に宿る意志は既に弱い。

私はそのまま、その目が完全に沈黙するのを、ただ静かに待った。






テントの中には水をためた樽があったので、それを使って血を落とした。

既に猿男たちは事切れている。

殺さず、生かしたまま捕らえるべきかとも考えてはいた。

父の言葉を思い出し、それは無理だろうと諦めた。


戦う事。

それは己の命と相手の命を掛ける事だ。

相手の命を助けようと思うのなら、自分の命を諦めなくてはならない。

自分の命を諦められないなら、相手の命を諦めなくてはならない。


私は、まだ自分の命を諦めたいとは思わない。


「前にも言った気がしますけど、モリーアンって無茶苦茶ですよね」


敵は5人いた事、それをすべて倒してきた事を告げると、疲れたように息を吐いてリデルが答えた。


「私はできると思ったことしかやらない主義よ」

「それを私にもできると気軽に思われると、ちょっと迷惑です」


馬車へと戻り、安全な状態になった事を告げ、問題だった倒木の場所まで進んだ。

倒木は馬に引かせてどかした。


商人とも話し合って、猿男たちが溜め込んでいた物は馬車へと乗せ、次の街のギルドに届け出て、調べてもらう事になった。

名のある盗賊団だったなら、報奨金も出るだろうという話だった。

さすがにあれだけの数の死体と一緒に先へと進む訳には行かないので、猿男たちの死体はテントの近くへと集め、後は放置してある。

野獣や魔獣に食べられるか、それとも腐るか、そのどちらかにはなるだろうから、後から調査に向かう人がいるなら大変だろうな、と他人事のように思った。


2日ほど馬車はさらに西へと進み、私たちは街へと辿り着いた。


モリーアン32のルールその2、二度撃ちして止めを刺せ(嘘)

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