3話 陰と陽
陽向の友達が増えてます
陰谷:(あれから1週間か、、陽向としかはなせてないな。)
??:「おーい陽向!帰りどっか遊ばね?」
陽向:「お~颯真!それめっちゃあり」
颯真:「よな⁈とりま誰呼ぶ?」
陽向:「颯真と俺とあとは~小島と勇人でいいんじゃね?」
颯真:「そうだな。おーい小島ー!勇人ー!放課後どこかいこー」
勇人:「この俺を呼ぶ声が聞こえた!俺の歌声を届けなければ!!」
小島:「俺パスするわ。テスト近いし、リモート参加ってことで」
勇人:「くっ!相変わらず忙しそうだなお前は笑」
陽向:「あ、陰もよんでいいか?」
颯真:「陰?あーあの隅で本読んでるやつか。いいけど来るか?」
小島:「いやあのタイプは俺ら苦手だろ」
陽向:「おーい陰!お前も来るかー?」
陰谷:(なんで僕を巻き込むんだ、無理に決まっているこれは太陽に突っ込めというものだぞ)
「....僕はいいよ。用事があるんだ。」
陽向:「....そうか、また今度な」
陰谷:(僕はあんなに輝けない、あの光に隠される陰なんだ。一緒にはなれない、、)
優奈:「おっ陰もちょうど終わった感じか~おつー」
陰谷:「優奈も、おつかれ」
優奈:「あれ?元気ないね。どうしたの?」
陰谷:「いや、太陽って明るすぎるって。」
優奈:「太陽?急だね。それはどういうこと?」
陰谷:「いや、僕は太陽の光に隠された陰なんだよ。......前に陽向くんと友達?になったと思ったんだ。」
優奈:「ちがうの?」
陰谷:「友達ではあると思う。でも僕は陽向君みたいに友達はいないし、明るくもない。だから陰に住む僕は太陽とは共存できないんだ。」
優奈:「なにそれ笑私はそうは思わないけどなー」
陰谷:「優しいね、優奈は」
優奈:「励ましじゃないよ?だって陰って......」
アナウンス:「次は瑞穂駅~瑞穂駅ですお出口は~右側です」
優奈:「あ、もうつくね」
陰谷:「え、ちょっま!?」
優奈:「それじゃまたね陰ー!」
陰谷:「何言いかけたんだろう、、」
ピロンっ
【チャット】優奈:もうちょっと自分を甘やかしてもいいんじゃない?
陰谷:「なんだよこれ、、」
陽向と自分を落ち込む陰谷
だが、陰と陽の関係を別の視点で見ている優奈の言葉。
陰谷はその言葉の意味を理解できるのか、、
林颯真、小島瑛士、松本勇人
佐藤陽向のイツメンで陰谷とは面識がなく、あまり認識していない。