表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よお、  作者: にこぴ
4/5

すくすくと

 よお、今日も2人は元気だな。元気なのはいいことだが、お母さんの言うことはちゃんと聞くんだぞ。お母さんは忙しいからいつも2人のことを見てられるわけじゃないんだ、あんまりお母さんを困らせないようにな。


 来年の春には2人とも小学生になって1年生と3年生か、大きくなったな。宿題をちゃんとやろうな、友達に優しくするんだぞ。そしたらいつかきっと優しさが自分に帰ってくるから、お前たちが人に優しくできる人間になってくれれば俺は嬉しいよ。別に頭が良くなくてもいいから、周りから信頼されるような人間になるんだ、それだけでいいんだ。


 でも、たまには息抜きも必要だぞ。弱音を吐いたり、愚痴(ぐち)を言ったりな。そのために大人がいるんだ。お父さんやお母さん、先生だっていい、自分だけじゃどうしようもないとき、友達に頼ってもどうもならないときは大人に頼るんだ。子どものうちはそういうことがたくさんあるだろう、だからどんどん大人に頼っていいんだ、そうしてお前たちが大人になったら今度はお前たちが子どもを助けてあげるんだ。


 この先お前たちの前に困難が立ちはだかることがあると思う、それも1回や2回じゃなく何回もあるだろう。でも大丈夫、どんなときでも自分を信じてやりたいことをやるといい、お父さんとお母さんはいつだってお前たちの味方だから、やりたいことを応援する。もしも、お前たちの夢を笑うやつがいたらお父さんに言いに来い、お父さんがお前たちの夢を笑えないようにしてやるから。だから安心して自分のやりたいように、行きたい方に行くといい。ずっと見守ってるからな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ