異世界転移したようです
「あぁ…頭が割れるかと思った…ぁあ?」
頭痛の激しさで一瞬意識が飛んだと思ったら急に森の中に居るとか…
「これは…もしかして…もしかして~ぇ~…異世界転移~ぃい?」
あッ…目の前に金髪美女発見!?
うん!異世界転移で女神様に出会う…テンプレやん!!
私は社会人…立派な大人のオ・ン・ナ
出来る女はヤッパ先ずは挨拶よねぇ♪
「初めまして私は………ん?
はて…私は誰でしょうか!?」
私は自分で自分がわからないことに少しパニックになりながら
「えッ…これって貴族毛筆…じゃなくて記憶喪失ぅ~?
いや貴族毛筆って貴族が筆使って何書くっちゅ~ねん」
あッ目の前の金髪美女が一瞬驚いて…でも直ぐに笑いながら答えてくれた
「流石に貴女が誰かはわからないわね
あと記憶喪失と言うよりは記憶の欠落じゃないかしら?
だって貴女ってさっきから透けてるわよ(笑)」
慌てて自分の手を見てビックリ!?
ほんとに透けてるじゃあ~あぁりませんかぁ!?
「そんなぁ…笑いごとじゃないですよぉ…もぉ(涙)
ヤッバイ消えちゃう消えちゃう(汗)」
「そんな直ぐには消えないと思うからまぁ落ち着きなさいな
私は『フレイア』貴女が思うように女神よ
貴女はこの世界に渡るときに身体と魂の一部を忘れてきたのね」