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11回目にてグランドエンド  作者: 作者不明
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第四話 発見の称賛と代償

 麻婆豆腐を作ったときのニンニクの匂いが手から離れないです。

 今回は予約投稿してみました。

 今回も楽しんでいってください。

 

   ━0━


 真実はいつも独つ。


   ━4━


 国暦387年 10月20日 午後7時頃


 我輩は日が落ちてすぐに生まれた。

 名を「エンド」

 姓を「ノウト」

 ミドルネームを「/」

 と呼ぶ。


 我輩は比較的裕福な家に生まれ、五体満足で、両親も2つ年下の妹も五体満足。我輩は非常に恵まれていた。


 国暦397年 8月10日


 我輩は小さい頃、よく外遊びをしていた。妹や友達を誘って、よく近くの人工森林の中を駆け回っていた。この日我輩は妹と6人の友人達とかくれんぼをしていた。我輩は人工森林の深部の木の根に隠れ、昼から夕方までそこにいた。異変を感じた。誰も来ない。いやはや我輩にかかれば誰にも見つからないのは朝飯前よ。と、天狗になりながら、木の根から出る。そこで我輩は見た。子供の頃の我輩の2倍以上の体躯を持つ魔物モンスターを。体は鱗に覆われ、身体中に装備した軽量の鎧。扱いやすそうな蛮刀。そして、尻尾。兵を夢見ていた我輩は知識の棚をひっくり返し、この魔物モンスター蜥蜴人リザードだということ思い出す。泣き叫びながら逃げた。最初蜥蜴人リザードはこちらに気づいていなかった。が、足音を立てて逃げるうちに気づかれてしまい、全速力で逃げた。蛮刀を振るわれ、殺されかけた。運よく蜥蜴人リザードは蛮刀ではなく尻尾で攻撃したため、打たれた腕に打撲を負っただけだったため、また逃げた。最後は軍が出動する大騒ぎになり、無事に我輩は救出された。それ以降我輩は森の入っていない。


 国暦402年 1月21日


 この日は我輩が通う高等部の入学試験があった。超越の栄光者オーバーオーヴァリアーズによって戦場は安定し、男子は15歳からは任意で、18歳からは例外を除いて強制で兵に入軍できるように変更された。我輩は五年前のことがまだ忘れられなかった。なので、高等部に入り、兵を支援する研究員になると決めた。18歳で例外は兵に入軍しなくていいというのは、研究員などの戦う以外の方法で支配戦争に参加することだった。あの時の事を忘れな今なら戦場に赴いても戦うことすらできないだろうな。と思い、研究員を目指した。


 国暦410年 4月7日


 無事高校に入学できた我輩は3年間、成績順位1位だったため、推薦で国立の大学に入学もできた。そして今、我輩は大学を卒業し、超越の栄光(オーバーオーバー)に入会。正義の犠牲(ニューハンド)や魔法移植の研究に携わった。


 国暦425年 12月10日


 我輩は正義の犠牲(ニューハンド)を兵に魔法移植することで拒絶反応により、堕落の超越者(オーバーダイバーズ)になる確率を激減させることに成功した。我輩は彼等を犠牲の超越者ニューオーヴァリアーズと名付け、栄光研究員オーバーサーチャーという滅多にない賞を貰った。


 国暦449年 12月10日


 我輩は量産型の犠牲の超越者ニューオーヴァリアーズの製作に成功した。名は群れをなさない蟻(オンリーアント)。扱いやすい程度に筋力を増加し、暴走しにくい。量産できるを売りに完成させた。今回も栄光研究員オーバーサーチャーになると予想する人がいたが、今回は別の若造が栄光研究員オーバーサーチャーに選ばれていた。栄光者オーヴァリアーズは一部門一人なのだ。その人は超越の栄光者オーバーオーヴァリアーズ堕落の超越者(オーバーダイバーズ)になる確率を減らせる術法を発見。しかもその超越の栄光者オーバーオーヴァリアーズは従来とは違い、手から炎を出したり、空を飛んだり応用が効きやすい。堕落の超越者(オーバーダイバーズ)を使わないそのやり方は我輩も負けたとしか言えなかった。


 国暦451年 4月14日 午後11時半過ぎ


 夜まで続いた研究の終わり、我輩は研究室で倒れてしまった。幸い助手が病院まで連れていってくれた。結果の解明は後日のなるそうだ。


 国暦451年 4月15日 午後3時


 診断結果が出た。癌だった。腎臓に癌が出来、進行の具合は中盤だそうだ。治療すれば治るかもしれない。と言うことでその日から入院が始まった。


 国暦451年 5月12日


 諸々の検査を終え、今日、手術がある。手術室に運ばれ、麻酔をかけられる。消え行く意識の中、嫁、子、孫、そしてもう亡き親の顔浮かべ、ただ無事を祈った。


 ☆★☆★☆


 手術は無事成功した。転移や再発の可能性があるため、しばらく入院。退院後も通院をしなくてはいけない。ただ、ただ無事でよかった。


 国暦456年 9月27日


 定期検診にて癌の再発が発覚した。進行の具合は中盤の後半。治る確率は五分といったところだそうだ。そして、1ヶ月後にはまた手術だ。何だかんだで戦争に行かなくても散々じゃないかと思いながら手術を受けた。


 国暦456年 12月10日


 今年は久々にあの若造が栄光研究員オーバーサーチャーに選ばれていた。今回は正義の犠牲(ニューハンド)に新しい魔法移植をし、大儀の偽善(エヴォハンド)を作り出したそうだ。堕落の超越者(オーバーダイバーズ)の更なる利用方法が発見され、今では回収部隊という堕落の超越者(オーバーダイバーズ)の死骸を集めるための部隊もあるそうだ。


 国暦457年


 今日がもう何日かもわからない。あれ以降癌は進行し続け、結果もう治らないところまで来ていた。そして、最後、我輩は、ただ、眠りについた。起きることはなかった。





   エンド/ノウト

国暦387年~457年 70歳だった。















そして、















これが俺の四順目だった。















 今回こそはと、予約投稿しました。今回は癌のことについて書きましたが、実は私の祖父が癌で亡くなって、結構重たい気持ちで書いてました。ずーん。眠い。書き置きして、予約投稿活用していきたいです。

 続きがあるなら続きを、無いなら出るか、別シリーズを読んで、お待ちください。お読みいただき、ありがとうございます。次でお会いしましょう。寝る。zzz..

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