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戦乙女は悪鬼羅神を守護する  作者: 一条さくら
第一章 戦乙女
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登場人物

登場人物紹介



戦乙女(ヴァルキュリア)、イヴァル : 戦乙女とは、神々を守護する者達の敬称であり役職でもある。本作の主人公。神としての本来の名は現在秘匿され、コードネームのイヴァルという名で知られている。戦乙女の中でも最古参の一人で、悪鬼羅神の守護を任されている軍神。黒髪の乙女。職務中は常に黒の軍服を纏っている。天上世界において密やかに女神達の思慕と盲目的なまでの信奉を集める男装の麗人。純粋な戦闘力では、戦乙女の三位に位置する。


守護神、悪鬼羅神(あっきらしん) : 本作品のもう一人の主人公。ありとあらゆる悪と非道を凝縮した神であり、天上世界の魔神、悪神たる神々を統べ支配する神。神の恥部とも、神の陰部とも蔑称される。ただし本人は平和主義者であり、応鷹さも兼ね備えている。腰まで届く長い銀の雫を垂らしたかのような見事な銀髪に淡い金色の目を持つ。悪鬼羅神が転じてアクラという名で呼ばれているが、その名で呼ぶのは極限られた親しい神のみである。絶世の美女とも傾国の美姫とも称する事が出来る中性的な容姿と妖しくも儚さが丁度よいバランスで同居した美しい青年。



――― 戦乙女関連人物 ―――


アーレス総長 : 戦乙女を纏める男神。緑色の髪を軽く刈り上げた青年。戦乙女きっての頭脳派。評議員に近い高い序列に位置する軍神。


戦乙女ラッカ : 戦乙女の一人でイヴァルの後輩。現在は事務方に転身し、戦乙女本部の受付を担当している女神。戦乙女の看板娘でもある。アクラを恐れている神の一人。



――― 悪神関連人物 ―――


酒呑童子(しゅてんどうじ) : アクラと同じく悪を担う幼き神。紫色の髪に琥珀色の目を持つ。艶めいた妖しい色気を醸し出す男児。アクラの元に良く遊びに来ており、アクラを慕っている。茨木童子とは双子のような関係。


茨木童子(いばらきどうじ) : アクラと同じく悪を担う幼き神。赤色の髪に琥珀色の目を持つ。蠱惑的な魅力を持つ女児。アクラの元に良く遊びに来ており、アクラを慕っている。酒呑童子とは双子のような関係。


ヘルメース : アクラと旧知の中。黄緑色の髪を持つ。女性的な口調の妖しく淫らな男神。元々自身は悪神では無いものの、謂れなき差別をされる悪神達を支援する神の一人。



――― その他の登場人物 ―――


ルーベスト : イヴァルの屋敷で働く青年。明るい薄紅色の長い髪を持つ。現在はイヴァルの秘書役という形で天上世界における様々な情報を収集している。



――― 用語解説 ―――


蒼天宮 : 天上世界の中央に位置する宮であり、言わば政治の中枢とも言える場所。その荘厳な佇まいはさながら神殿の如き清浄さに包まれ、内部はあらゆる美で彩られた豪華絢爛な世界が広がる宮でもある。


評議会 : 十二柱からなる評議会。神の序列で言う、最高位の神として座している神々があらゆる実権を握る最高機関。守護する対象の神々を選定し、戦乙女を統括するのもこの評議会である。善を担う神にとっては正義そのものだが、悪神達を悉く監視し締め上げる神々で構成されている為、これに反発する神々や中立の立場にある神々を西方の辺境地へ追いやる程の過激思想を抱えている。


戦乙女 : 評議会直轄の戦闘部隊であり、神々のSP(セキュリティポリス)部隊。多大な権限を評議会に握られている。職種柄、その殆どが戦神や軍神、戦う事を得手とする武神などの役割を持つ武闘派の神々が多く所属している。少数精鋭主義。


二十八部衆 ; 評議会議員の神々を至上とする自称〝天上世界の守護者〟であり、その名の通り天上世界で蛇蝎の如く嫌われ、憎悪されている悪神達を弑する事を目的として行動している過激な思想を持った神々の集団。表向きは評議会の親衛隊。その裏では評議会が是と決めた神々を秘密裏に処理している。





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