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第18話 以外な結果


「…だから優樹菜落ち着いてって。心配しなくても大丈夫だと思うよ」

「でもこんなに時間が…」

「あ、ほらこっち来てるよ」

「え?」


森の奥から出て来ると優衣と優樹菜の声が聞こえた。何か話しているようだ。

(…原因僕だよね。あれだけ遅れたし。てかなんで優衣は気付いたんだ?こっちからは姿見えないぞ?)

と、疑問を感じつつもとりあえず優樹菜達の元へ向かった。


ちなみにアルンは眠いと言って僕の中に再び戻った。王女曰く今回は森の力を借りて実体化しただけなので普通に実体化するのはもう少し先らしい。なのでまた真琴はまた魔力が無い状態に戻った。

(まぁ元通りだな。そういえばアルンって…いつ出て来るんだろ?)

そんな事を考えつつ優樹菜達と合流する。こちらの姿を見た優樹菜が声をかけて来る。


「真琴君遅かったけど大丈夫?怪我とかしてない?身体に異常とかない?」

「ありがとう、皆遅れてごめんね。見ての通り何も無いよ。…ところで悠一何があったの?」


そこにはケンカしてたの?と聞きたくなる格好のボロボロの悠一が立っていて、優衣が傷口の消毒をしていた。


「おう!よくぞ聞いてくれた真琴君!俺精霊と契約出来たぜ!」

「こら動くな!」


と、こちらに元気良くガッツポーズを決めたところで優衣に叱られて首をすくめている悠一の横には一体の大猿がいた。…何故かこっちも傷だらけで。


「こいつを見た時にこう、何か第六感?がビビっと来てな。勝負を挑んだんだよ。で、戦ってる内に意気投合して契約してもらったんだよ」

「ウキキッ!」


そして悠一と大猿は肩を組んで笑った。…そして動くな!と優衣に二人共怒られてた。中々にシュールな光景だ。

(あー、そういえば悠一って普段は清々しいまでの脳筋だったな)

でもこの短時間であんなに仲良くなれるってある意味すごいな。例の道具も使って無いし。


「うん、まぁそれは良かったな。優樹菜と優衣はどうだった?」


真琴は感心しながら優樹菜達にも聞く


「ふっふっふ…驚きなさい真琴。私も優樹菜も契約出来たわよ」

「あー私も言いたかったのに…」


優衣がドヤ顔をして横でセリフを取られた優樹菜は若干落ち込んだ。そんな二人の前に一匹の黒猫と大型の鷹が現れた。


「おおすごいな。猫が優樹菜で鷹が優衣か?」

「え?真琴君すごい、それで合ってるよ。何で分かったの?」

「…イメージ?」

「オーケー真琴、その喧嘩買ったわ。ちょっとこっち来て殴られなさい」

「ん?…あ、いやいや。別に優衣が獰猛とかそう言うのじゃ無く!優樹菜は猫みたいにのんびりしてて可愛いし、優衣も鷹みたいに活発で明るく元気だからそうかなと…」

「な…ま、まぁ良いわ。そう言う事にしておきましょう。ちなみにあんたを見付けたのはこの子の力を借りたからよ」

「なるほど。それで…まぁありがとうな」


とりあえず理由を説明すると優衣は納得したように下がったが何故かさっきから優樹菜がこっちを見てくれない。



そして優樹菜は真琴の説明を聞いて(可愛いの部分を聞いて)顔を真っ赤にしながら緩んだ頬を抑えてニヤニヤしていた。

顔はちょっと他人には見せられない状態だ。

「えへへ、可愛い…可愛いって」

幸い、とっさに後ろを向いたため真琴は気付かなかった。

優衣は気付いたようで

(優樹菜って普段とってもお嬢様みたいだけど真琴の事になるとけっこう残念になるわよね)

軽くため息をついていた。




そうこうしているうちに集合時間になったらしく兵士達が声をかけて周り生徒達が戻って来た。皆大体動物とかを連れている。

そのほとんどが例の道具を使って無いから驚きだ。

(あの良太達でさえ!?マジか…)

悠一と優衣が行き真琴達も歩き出した時に優樹菜がふと訊ねた。


「そう言えば真琴君はどうだったの?」

「あーまぁね。予想通りと言いますか…」


流石に精霊王になって精霊の力ほとんど使えますとか言えない。


「あ…ご、ごめん。私たち勝手に盛り上がっちゃって…」

「え?いやいや。分かってただろ?それに優樹菜達が契約出来て良かったよ。とりあえず行こ?」

「う、うん…」


まだ納得出来ていない様で優樹菜が立ち止まってしまったので真琴は優樹菜の手を引いて歩き出すと若干驚いてから嬉しそうに付いて来た。

(何故優樹菜は手を握るとこんな喜ぶのか…何かあるのか?)

そして二人は学生の集団に合流した。


余談だが真琴と優樹菜が手を繋いで合流したため真琴は一部の男子達からすさまじい嫉妬の目を向けられた。(本人は気付いて無い、あるいはスルー)

優樹菜は真琴と別れた後、女子グループに捕まり質問攻めをくらっていた。



それはさておき皆集まったみたいで、ガルムは生徒達から成果を聞いていた。


結果何と真琴以外の生徒全員が初日で精霊と契約出来たらしい。

(流石に悠一ほど仲の良いやつは居なかったが、それでも例の首輪を使った奴は居なかった)


「流石勇者様方だ。道具も無くここまでとは…精霊との親和性も抜群のようだ」


そんな褒め言葉を聞いて生徒達は得意気に胸を張った。


「これで勇者様全員が契約出来ましたな。…あ、失礼まだ契約して無い方もいましたか。まぁ魔力無しですからね。仕方ない仕方ない」


本当にこういう一言が無かったら良い人なんだけどな…実際ガルムの指揮や話し方はかなり上手かったりする。そしてガルムの最後の一言を聞いて良太達のグループが騒ぎ出すのも何時もの流れになってきた。


そして真琴は

(しまった!帰りも走らなければ…はぁ)

スルーしつつ早くも憂鬱な気分に駆られていた。

(いや!帰りは皆疲れてるしゆっくり歩いて帰り…)




帰城


分かっていたよこんちくしょう。


どうやら皆精霊と契約した事で基礎体力が上がったようで、行きよりも速くなっていた。

なので真琴は皆より30分も遅れて到着するハメになったのだった。






あー疲れた…

ネタが…切れる…


また感想や意見などがあればお願いします。

いつでも待ってます!

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