表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
派遣社員とヒーローのお話。  作者: -ムサシ-
1/1

会社モード さくら

「はい、ただいま担当のものにお繋ぎ致します。」



HR社 営業部。

そこでてきぱきと作業をこなす女性が一人居た。


名前は 春木 さくら

長い髪を後ろで束ね、ワイシャツに紺色のカーディガン・黒のスカートでシックにまとめた格好をしている。



「あ、あの…」


話し掛けてきたのは同じ営業部の 山崎(やまざき) 将也(まさや)である。



「なんでしょうか。」


「今日定時であがる?よければみんなで飲みに行かない?」


「……申し訳ありませんが、本日は予定がありますので。」


「そ、そう…じゃあまた今度」




「あーあー フラれちゃったねマサ。」



そう言って茶化すのは山崎の上司である 伊達(だて) (わたる)だ。



「伊達さん!変なこと…!」


「まあまあ、俺と飲みに行こうや!な!」


「伊達さんと…はぁ…」


「お前今ため息ついたな!おい!」



そんな二人のやりとりを見ながら、数名の社員は笑っていた。


しかしさくらは目もくれず、ただひたすら仕事をこなしていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ