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始まりの戦場

「あははは、あははは~♪」

リア充最高~♪

心の底からそう思ったね。

夢の中で・・・・・・

「う、うぅ・・・・今日から高校生になる日

だってのに、こんな気持ち悪い夢を・・・・・・」

「こんなんで、高校生活大丈夫なの?」

「なんだ、来てたのか凛華。」

「来てたわよ。それに、聞いてたわよ

貴方の寝言。」

こいつの名前は道堂 凛華

俺の家に毎朝くる。

理由は一つこいつ友達が少ないのだ!

綺麗な長い黒い髪ですげぇ

美少女だけど性格がSなんだよな~

小学で知り合った俺はその数少ない友達

よく覚えてたな・・・・・・・・

「って・・・・ね、寝言聞いてたのか!!?」

「バッチリ聞いたわ。ついでに録音したわ♪」

「ろ、録音もかよ・・・・・・」

やばいな、こんな物高校の放送でながれた日には、

お、俺の人生は・・・・、

「頼むから学校の放送で流すのはやめてくれ。」

俺はプライドを捨てて土下座した。

「私だってそこまでしないわよ。」

良かった。こいつもさすがにそこまでは・・・・

「ただ、貴方が高校最初に友達に

なった人にきかせるだけだから♪」

そこまでする奴だった・・・・・・

そんな事すれば、聞いた奴から噂が広まるだろ!

「冗談よ。それよりも朝ご飯作って。」

冗談か良かった。って何故俺が君の分まで?

と、言おうと思ったがやめとくか。さっきの流されるの嫌だし。

両親もいないし。って、それは俺もか・・・・・・

「ちょっと待ってろ。」

「味噌汁ネギ抜きで味噌濃いめでね。」

「了解・・・・」

────トントントン

俺が料理をしていると凛華が、

「そう言えば貴方って何故、料理が

できるの?」

知らずに作らせようとしたのかよ!

まあ、作れるからいいけど・・・・

でも、本当の事言う訳にはな~

「料理出来れば何かと便利だしな。

やってみたら簡単だったから。」

そう答えると凛華は俺に聞こえないように何か呟いた

「私が作ってあげようと思ったのに。」

「ん?何か言った?」

聞こえなかったのでもう一回聞いたら、

「な、何もいってないわよ!!!」

ど、怒鳴られてしまった・・・・

怪しいが追求するとまた怒鳴られるのでやめとこう。

「ま、まあご飯出来たぞ。」

「そ、そう。じゃあいただきます。」

取り合えず落ち着いたみたいだな。

そう思っていると・・・・・・

「なかなか美味しいわね!」

結構嬉しいことを言ってくれる。

「それは、良かった。」

一足先に食い終わった俺は、

自分の部屋に向かう。

そして準備を俺たちは学校へ向かった。

片道30分とまあまあの距離だ。

遠くないのでさっさと学校に行き、

俺たちはぼ~と入学式を終えた。

俺は1-5で凛華は1-2だった。ちなみにクラスは5組まである。

凛華とは違うクラスだったがまあ大丈夫だろう。

俺は自分のクラスへ足を運び自分の席を確認した。

入学式の日からクジで席を決めるとは、中々良い学校だ。

あいうえお順で決められると俺の名前は

猪坂 龍瀬なので、前から3番目の席になる。

前は8番くらいだったのにな・・・・・・

だが、クジで決めれば文句は無い。

「さて、俺の席は・・・・・・」

窓側の一番後ろだ!やったね。

喜びを味わいながら席に座りHRが始まるのを待つと

隣の女子に声をかけられた。ってま、まじで!?

「私、暁 佐奈美。隣になったしよろしくね!」

茶髪のショートヘアーで美少女が俺に話かけてくれた。

嬉しいけど、何でだろう?まあいいや。

「俺は猪坂 龍瀬。よろしくな暁。」

「佐奈美でいいよ龍瀬君。」

「承知した。」

丁度そこで先生が入ってきた。

「みんな席ついて。私が2-5の担任になる

蒲谷 信です。よろしくお願いします。」

自己紹介が終わるとみんなお願いします。

と、声をそろえて言った。

偉いなこいつら・・・・自己紹介何て流せばいいのに。

なんて事を考えていると一時間目が始まった。

どうせ最初は自己紹介とかだろ。

「では、窓側から自己紹介お願いします。」

予想的中!何て言えばいいかな~?

やべ、俺の番だ。え~~と・・・・・・

「猪坂 龍瀬です。よろしくお願いします。

質問とかあったらどうぞ。」

し、しまった・・・・質問がある奴なんて────

「はい、はい質問~~。」

いたよ・・・・質問ある奴いたよ・・・・・・

「何ですか?何でも答えますよ。」

「じゃあ、特技は?」

「強いて言うなら狙撃です。」

ザワザワ、まじかよ。まさか殺し屋!?

「いや、殺し屋じゃないし。狙撃の大会ですから!」

なんていうのは、嘘だ。俺は小学5年の10月から

中学3年までアメリカ、ロシア、イラクなど様々な

戦場へ行かされた。そのため格闘術、暗殺術、銃の扱いに

慣れている。全く子供を戦場に連れてく親の気が知れない。

中学時代を送れてないから実はすごく高校が楽しみだ。

戦争のせいで小学時代もほとんど覚えていない。

まあ親父は英雄だったからな無理もないか。

息子の俺にも才能があったらしく、俺はその4年間で

敵味方から「龍の閃光」なんてふざけた

称号を付けられた。いい迷惑だぜ。

「冗談だって。いいツッコミができるじゃないか!」

良かった冗談か・・・・・・

ってツッコミさせるためかよ!!!

でも、みんなへの好感度はあがっただろ。

自己紹介を終えて、俺は席に座った。

「暁 佐奈美です。佐奈美って呼んで下さい。

よろしくお願いします。」

みんな佐奈美の明るい笑顔に顔をほころばせていた。

今日は自己紹介が終わったあと質問攻めを

クラスメートから受けて疲れてしまったので

授業は全て流していた。でも友達が沢山できたからいいか。

そして、昼休み佐奈美は先生に呼ばれて職員室に行った。

みんな学級委員を頼まれるのかとみんな佐奈美を見送った。

でも、違った。佐奈美は誰にも言わなかったけど、

その時の俺は何て馬鹿なんだ。何も気づいてやれなかった。

5時間目の途中に佐奈美はかえってきた。暗い顔をしていたので

少し心配した俺は席についた佐奈美に声をかけた。

「どうした?なに言われたの?」

そう聞くと・・・・・・

「龍瀬君・・・・・・」

俺の名前を呼びながら少し泣いている。

一体何があったんだ・・・・・・?

「ど、どうしたんだよ?どんな事があったか知らないけど、

俺で良ければ何でも佐奈美の力になるから泣かないでくれ。」

やべ、何でもは言いすぎた・・・・・・

「ごめん龍瀬君。関係ない龍瀬君を巻き込む訳にはいかない。

心配してくれただけでも────」

「関係ないなく無い!」

少し驚いた顔でこっちを向いてきた佐奈美に言った。

「だって俺たち全員友達だろ。それに佐奈美の泣いてる

姿なんてみたくない。」

我ながらすごく恥ずい事言ってしまった。

戦場でも、こんなに恥ずい事はなかったのに・・・・

っと自分に失望していると

「ありがとう。少し頼らしてもらうね。」

嬉しそうに言っていた。良かった・・・・

「何でも言ってくれ!」

っと言ったところで、

「今日の授業はこれで終わりだ。

下校の準備をしろ~!」

授業が終わった。さて、準備でもするか。

「また後でお願いするね。」

「分かった。俺に任せとけ!」

高校の初日を無事終えて家に帰宅した。

そう言えば、凛華とは朝から会ってないな。

大丈夫か・・・・・・あいつ?

などと考えていたら、もう8時になっていた。

「やべ、飯作らないと。」

っと、キッチンに立つと・・・・・・

ピーンポーン・・・・

呼び鈴を鳴らされた。全く誰だなんだよ?

こんな時間に・・・・・・

「は~~い!!」

扉を開けてみると・・・・佐奈美がいた。

「こんばんは。」

「こ、こんばんは・・・・」

「私のお願い聞いてくれる。」

お願い・・・・ああ今日約束したやつか。

でも~何故に・・・・こんな時間?

まあいいや。とりあえずお願いを聞くか。

「そのお願いは?」

少し迷ってたけど、何かの覚悟をきめたらしい。

何の覚悟か知らないけど?

「わ、私を・・・・・・」

私を・・・・?

「私を龍瀬君の家に居候させて欲しいの!!!」

それがお願いなんだ、へえ~

「・・・・・・・・・・・・・・は、はい!??」

高校初日から危険な予感がする・・・・・・





















始めて書いたのでまだまだなんですけど

暖かい目で見て下さい。

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