「会話アプリの内容」
夜琴音が帰ってくるといつもなら出迎えてくれる鈴音がいません
どうしたのだろう?と思い中を覗いたら…?
がちゃ
琴音がバイトから帰ってきた。もちろん待っているのは愛しい妹、鈴音だった…が
「…あれ?鈴音が来ないわ」
今日はどこかへ出かけた?しかしこんな時間に出かけるのは変である
靴を脱ぎ、玄関を抜け、リビングに。リビングでも鈴音はいない
もしかして寝室?そう思って琴音は行くと、いた。しかも仰向けになっていた
「鈴音!?…って寝てるだけね」
そう。ただ寝てるだけだった。しかもスマホを持って寝ている。今日は眠かったのだろうか?
ふと、好奇心からか持っているスマホを何気なく見てみた
「…?えーと…。会話アプリだわ?」
会話アプリを開いたまま寝ている
会話アプリ、ちょうど最後のほうだろう。会話をしていて送信したまま終わってるのがわかる
「ふうん…中身見ると、私たちと同じ双子姉妹で同棲してる。という会話が見れたわ」
そう。恐らく鈴音の友達なのは間違いない。おまけに同棲してる。これは私たちと一緒だ
「しかしテンション高いわね鈴音。絵文字スタンプいっぱい使っているわ」
でもこの元気こそが琴音にとって嬉しい気持ちでもある。誰からも気に入ってもらえるこの鈴音の性格の良さが
…おっとそろそろ起こさないと
「鈴音ー。起きてー」
「う…ううん…」
ようやく目覚めた鈴音
「あれ。いつのまに私寝たんだ」
「そうね」
鈴音はふと、スマホを見てあっと思った
「も、もしかしておねえちゃん見た!?」
「ええ。思いっきり見たわ」
別に怒ってないしただ見ただけだ
「じ、実はね。お友達なんだけど私と一緒で双子で暮らしてるって人なんだ」
「それは素晴らしいことね。鈴音も嬉しいかしら?」
そして嫉妬も一切していない
「だからね。もしアドバイスとかあればいいなーって思ってこうやって会話したんだよ」
なるほど。じゃあアドバイスというなら双子で暮らしてるのは先輩ってことか?
「わかったわ。何も思ってないから安心してね」
「良かった。浮気なんてまずしないしおねえちゃん大好きだから」
わたわたしていた。が、琴音はそんな妹に近寄り、ぎゅっと抱きしめた
「おねえちゃん?」
「うふふ…本当に私の妹は姉思い。そんな鈴音が大好きなのよ?」
ぎゅ…少し強めに抱きしめる
「おねえちゃん大好きだよ」
「当然よ。私の愛しい妹さん」
別に嫉妬でも浮気でもない。そんな姉妹であった
(ところでごはんはどうしたのかしら…)
終わり
ここまで読んでくれてありがとうございます!
実は寝てるだけでした。と後会話アプリの内容の人は今後もしかしたら出るかもしれません




