「姉のクレーンゲーム」
舞台は前と同じゲームセンターです
妹の案でクレーンゲームにチャレンジする姉ですが、熱くなりすぎのようで…
「うーんと」
鈴音はさっきやったアーケードゲームを終えて次の場所に行く
と言ってもゲームセンター内での移動であった。鈴音を先頭に前に進んだ
「何を探しているの?」
「おねえちゃんでもできるゲームだよ」
ゲームはからっきしなのに私ができるゲームとは?
「あ、これならいけそう!」
そこにあったのはクレーンで釣り上げて穴にいれる。クレーンゲームであった
「クレーンゲームね…」
「ねえねえおねえちゃんやろうよ」
う、うーん…これは初心者がやっていいものか…お金が思いっきり吸い込まれそうな予感がする
しかもクレーンゲーム内での景品がお菓子とは…こんなものは多分お菓子の専門店で売られてそうだ
「よし…頑張るわ」
「小銭用意してね~」
姉琴音は気合を入れてプレイする
まずお金投入。そしてクレーンを動かして物を手に入れる
「ここらへんかしら…ねえこれってコツはあるの?」
「私の情報だと掴むというより引っ掛けるようにするらしいよ」
引っ掛ける?ああ、確かによく見ると製品にわっかがあるな
「うまく、位置を調整して…どう?」
クレーンが下がり、その製品に。しかし簡単にはできない。外して終わる
「難しいわね~」
「クレーンゲームってそう簡単には行かないから」
悔しい気持ちでいっぱいになった琴音
「貴女の頑張りがあるから私は負けられない!取ってみせるわ!」
「お、おねえちゃんほどほどにね」
気合いが入った琴音
「あ!だめか~」
そう簡単には捕まらない
「く…!またね!」
お金は吸い込まれるばかりだ
「ん~!どうして引っ掛けることができないのかしら!」
ますますやりたい気持ちでいっぱいになる
「ああもう!このクレーン欠陥品!」
ついにクレーンですら文句を言うようになった
~
だいたい5回終わったとこで全然かすりもしないクレーンだった
「くう…!両替してもっとやるわ!」
「おねえちゃん!だめならだめでいいから!」
しかし姉の熱は下がらない。両替してまたプレイする
「だんだんわかってきたわ。引っ掛ける。というのはわかったからそれを狙うのよ」
コツを掴んだのか次から丁寧な動きでクレーンを動かす
「で…それで位置の調整。掴むではなく穴を通すようにクレーンを引っ掛ける」
今までとは違いゆっくりとした動作と線密度でクレーンを動かした
すると引っ掛けたのか穴を通してその製品は宙に浮かぶ
「よし!このまま穴に入って!」
「おねえちゃん凄いよ!?」
その物は何事もなく穴の上まで行き、そして落とした。成功である
「やったー!」
「やったねおねえちゃん!」
6回めか。それでようやく景品をゲットしたのであった
中身はお菓子であった。でかいお菓子が入っている箱を手に入れた
「ふふふ…私は大人だからこういうのは諦めないのよ」
「でも600円で手に入れたのは凄いことだよ」
大事そうに琴音はそれを手にとった
「今度来たらまたクレーンゲームしましょう。少ない回数で手に入れるわ」
「うん。おねえちゃん」
こうしてクレーンゲームは勝利した姉琴音であった
(おねえちゃんが熱中することあるんだねえ)
終わり
ここまで読んでくれてありがとうございます!
少ない回数で景品ゲットできたのはさすがだと思います。少し調子に乗ってる部分もありますが




