詩 ずっと嗤い続けている
ずっと嗤いつづけている
楽しいから嗤い続けている
愚かしいから嗤い続けている
人間という存在は醜い
それが分かったから
それが真実だったから
ずっと嗤い続けている
同じ血が流れている事が屈辱だから
ずっと嗤い続けている
嗤い続けるしかないから
ずっと嗤い続けている
自分も愚かしい行動をとるしかできないから
嗤い続けている
救いようもない存在だから嗤い続けている
呪われているから嗤い続けている
きっとそこから何も変わらないから嗤い続けている
「ストーリー」
少女は人間に絶望していた。
誰かを貶し、無責任に貶める。
でも、我が身を振り返ればそれは同じだったからーー。
少女は嗤い続けるしかなかった。