楽しみ奪ってごめんなさいな件
はい、こんにちは。
87歳です。
嘘です。
無職無能彼女なしのナイスガイです。
嘘です。
普通の社会人でもなければゲームも興味ないです。
都内の有名私立大学で飲みサークルに入ってるいわゆる陽キャらしいが俺にはよくわからん。ハシモトソウスケです。
経験人数はよくわかりません。5人超えたあたりから自慢するのもめんどくなりました。
ミスコン出身したかわいい彼女がいます。
大手商社に内定決まってます。
そんなおれがなんで異世界にいるのか、って?
神様から頼まれたんですよ。
「異世界に飛ばしちゃったチート君たちをこの世界に戻してきてー!」って
もし引き受けてくれたら足りない単位くれるらしいので引き受けました。
杖とか剣とかスキルとかダサいので断りました。
そうそうこれこれ、電子タバコとスマートウォッチ。これにしてもらったわ。
この電子タバコ吸うと依頼達成に必要な能力??が発動するらしいですわ。
スマートウォッチは普通に欲しかっただけ。あ、嘘、これで各世界跨げるらしいですわ。
とりあえず行ってきまーす。
—-ポチ
おおおお、なんか草と木があるわ。ここが異世界ねー。
とりあえず早く終わらせんと、今日ケントと飲み行かないきゃいけないし。
えっと、スマウォの地図出して
—-ポチ
—-ピコン
あー、ここね。遠いなー、すっごい山にいるじゃん。ターゲットの名前はなんだっけ?タケル君??
おけ、タバコ吸お。
—-っスーーー。プハー。
はい、これで準備完了になるのかな?タバコうめー
【スキップ】
おお、いたいた、タケルくん。
これ、声かけたほうがいいのかな。
「おーい!タケルくーん!」
「え、だれ??」
「ソウド様の知り合いですか?」
「いや、ボク会ったことないな。」
「ソウド?あー、こっちではその名前でやってるのね。タケル君、向こうもどろ。」
と、いうもののどうやって戻せばいいんだ?
「な、なんでボクの名前を知ってんの?!」
天空から声が聞こえる
【殺せー!】
「あー、殺せばいいのか。」
—-プハー。
タバコの煙がピストルに変わる。
「な、なんなんだお前!やるつもりならオレが相手してやるよ…!」
「ソウド様が出る必要ありませんわ!!私が殲滅してさしあげます!!もし勝ったら、今日は私がソウド様と一緒に寝るんですからねー!」
「ねー!ミラばっかりずるいー!私もやるー!」
—-パンッパンッ
なんか前に出てきた女2人に2発ぶち込む。
おでこに穴を開けて倒れ込む2人。
「おー、現実じゃないのにむちゃくちゃリアルやなー。」
あまりのグロさに驚いちゃう。神様ー、さすがにもうちょい規制してくれよー笑
「な、な、なんなんだてめぇ!!!ミラ、アストラ!!あとで復活させてやるからな…!!」
タケル君に銃口を向ける。
「アジリティ強化!身体制限解放!ブースト機能解放!各種耐性発動!!…後悔すんなよ…死ねっ!!」
俺の足元にめちゃくちゃ色んな魔法陣が出てくる。なんだこれ。
—-ザッザッ。
足で消す。
「…なっ?!」
「はーい、オタク君おかえりの時間でーす。」
—-パーンッ!!!
タケル君は頭がラズベリーパイになっちゃった。その後すぐに消えていくタケル君。
はい終わったー
異世界戻りまーす。
—-ピッ
おおお!大学に戻れた!すげーこの機能!!終電いらねぇじゃん!!
「おーい!ソウスケー!お前オセェよwwwあずさとみさき先にギフちゃん入ってるってよ!」
「え!またギフちゃんなの??エグいてwwwおまえら唐揚げのバカしか頼まないじゃんwwwコンビニでへパ買ってこーぜー」
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ーーーハッ!
「あれ??ミラは??どこ??」
「なんでボクは実家に??」
「魔力検索!!」
……
「なんで反応しねぇんだよ!!!」
ぶるん
お腹のお肉が揺れる。
「え、おれ轢かれて死んだはずなの、に…???異世界アストラルに飛んだんじゃないの??」
「夢だったのかよオォォォォォォォオお!!!!うおおおおおおおお!!!」
「タケルーー!うるさいわよー!静かにしなさーい!」
クソババァの声がする。
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「あれ、なんで俺の小説ページに行かないんだ?」
ーカチカチ。
「あれ、オレが書いた「異世界行ったら全スキルレベルマックスだった件について〜亜人の美少女に言い寄られて気まずいんだが〜」が消えてる??」
「なんでだ?」
ーカチカチ。