表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/14

PAUSE -STRAIGHTENER Tribute Album-

●ストレイテナーの「器用さ」と参加アーティスト達の「個性」が良い化学反応を起こしたトリビュート作。


【収録曲】


1.ROCKSTEADY(MONOEYES)

2.KILLER TUNE(go! go! vanillas)

3.シーグラス(back number)

4.SIX DAY WONDER(ACIDMAN)

5.冬の太陽(majiko)

6.Melodic Storm(9mm Parabellum Bullet)

7.TRAVELING GARGOYLE(SPECIAL OTHERS)

8.シンクロ(THE BACK HORN)

9.REMINDER(My Hair is Bad)

10.SENSELESS STORY TELLER SONY(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

11.Farewell Dear Deadman(the pillows)

12.SAD AND BEAUTIFUL WORLD(ストレイテナー)


 ストレイテナーの楽曲を様々なアーティストがカバーしたトリビュートアルバム(正確には、最後に本人達によるセルフカバーが収録されていますが)。MONOEYESの『ROCKSTEADY』やTHE BACK HORNの『シンクロ』のように原曲に近い感じでカバーした曲もあることにはあるのですが、全体的に見ると、かなり穏やかな雰囲気になった『シーグラス』(back number)や途中でアドリブ性が強くなる『TRAVELING GARGOYLE』(SPECIAL OTHERS)、原曲とは異なるフレーズをまくし立てるように歌う『REMINDER』(My Hair is Bad)のように、強めにアレンジした曲が中心といった感じでしょうか。


 中でも「そう来たか」と思わせたのが、go! go! Vanillasがカバーした『KILLER TUNE』とACIDMANがカバーした『SIX DAY WONDER』の2曲。前者はハードで攻撃的なナンバーが陽気なロックンロールへと見事なまでに変貌していますし、後者は原曲のメロディを活かしつつ大きく構成を変えている点が印象的。カバー曲であるのにもかかわらず、ACIDMANの楽曲をメドレーで聴いたかのような気分にさせられます。


 これは私の予想なのですが、ストレイテナーはシングル曲単位でも曲調の幅が広いバンドであるだけに、参加アーティスト達もどういう楽曲が自分に合うのか見つけやすかったのではないでしょうか。そう考えると、今作はストレイテナーが持つ「器用さ」と参加アーティスト達の「個性」が良い化学反応を起こしたアルバムと言えるのかもしれません。


評価:★★★★★

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ