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COLD DISC

●メロディアスな面と構成力の高さが大きく打ち出された、爽やかなJ-POPアルバム。


【収録曲】


1.原色

2.シーグラス

3.Curtain Falls

4.Alternative Dancer

5.Dark City

6.DAY TO DAY

7.NO ~命の跡に咲いた花~

8.The Place Has No Name

9.Goodnight, Liar Bird

10.FORCE

11.覚星


 2016年にリリースされたストレイテナーのアルバム。直近のフルアルバムである『STRAIGHTENER』『Behind The Scene』は良くも悪くも雑多な印象がありましたが、今作の収録曲はメロディアスな雰囲気で分かりやすく統一されているように思えました。全体的に爽やかな空気感をまとっており、コンセプトアルバム的に表現するなら「海沿いの街を舞台とした作品」といった感じでしょうか(ジャケットは宇宙船ですが)。


 言い方を変えれば、「J-POP的な要素が強くなった」ということになりますが、そうでありながらも『Dark City』や『The Place Has No Name』は全英語詞だったり、『Alternative Dancer』では日本語詞を用いておりながらも洋楽色が強かったりする点は彼ららしいといったところでしょうか。『DAY TO DAY』ではイントロと間奏で低音を強調させたアレンジにしてある種の意外性を演出しています。また、今作は「『Dark City』までは昼間を描き、『DAY TO DAY』から日が暮れ始め、『Goodnight, Liar Bird』で真夜中を迎え、『FORCE』からは再び日が昇っていく」という風に取れる構成で、そういった「時間帯の変化」が曲ごとのメリハリを強調しているようにも感じられます(もっとも、これは私個人の印象であって、当人達にそういうつもりは無いのかもしれませんが)。


 彼らにハードな作風を期待する方には物足りないところがあるかもしれませんが、個人的にはかなり満足のいく内容でした。彼らの楽曲が持つメロディアスな面、そして構成力の高さが大きく打ち出されており、そういう要素を魅力的に感じる方にはうってつけの作品になっているのではないでしょうか。


評価:★★★★★

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