閑話 お母さんがいっしょ。
いつもお読み下さり、ありがとうございます。
閑話その③です。
中心ではありませんが、予告通りマリーアンナさんが出てきますよ!
お楽しみください。
m(*_ _)m
〜 ダンジョン都市【幸福の揺籃】 孤児院 〜
《モーラ視点》
お空があかるくなって、目がさめるの。
マナカお兄ちゃんにここにつれてきてもらって、なんにちかな?
弟や妹たちは、みんな元気になったの。
お兄ちゃんとお姉ちゃんも、おなかいっぱいごはん食べて、元気なの。
朝ごはんにはまだはやいの。
おへやの中をみると、弟や妹たちは、まだねむってるの。
あたしはみんなより、ちょっとだけお姉ちゃんだから、はやおきするの。
おふとんをたたんで、ベッドをきれいにするの。
ろうかに出て、歩くの。
ちゅーぼーから、いいにおいがするの!
走って行くの!
「あら、いつも早いですねモーラ。おはようございます。」
「マリーお母さん、おはようございますなの。」
マリーお母さんが、朝ごはんを作ってくれているの。
マリーお母さんのおりょうりは、とってもおいしいの。
なんだか、やさしい味がするの。
「マリーお母さん、あたし、おてつだいするの。」
「あら、本当ですか?それじゃあ、先に洗面所に行ってお顔を洗って来てくださいね。ちゃんと歯も磨いてくるんですよ?」
「はいなの!」
せんめんじょに行くとちゅうで、お兄ちゃんのおへやとお姉ちゃんのおへやをのぞいたけど、2人ともまだ寝てたの。
ねんちょーしゃなのに、だらしがないの。
せんめんじょで、あたしの歯ブラシをとって、歯をみがくの。
マナカお兄ちゃんがおしえてくれたみたいに、ひとつのばしょで10回、なの。
歯みがきをちゃんとしないと、歯がぜんぶボロボロ取れて、オバケになっちゃうって、マナカお兄ちゃんが言ってたの。
だから、ちゃんとみがくの。
オバケはこわいの。
お口をブクブクして、うがいもガラガラするの。
つぎはお顔をあらうの。
お顔ようのせっけんをアワアワするの。
アワアワしたら、やさしくお顔をあらうの。
こすったらダメだよって、マナカお兄ちゃんがおしえてくれたの。
このアワアワがきもちいいの。
ほしつせいぶんはいごう?で、赤ちゃんもあんしん?なの。
ぬるいお湯でアワアワをながすの。
このときもこすっちゃだめなの。
やさしく、お湯をお顔にかけてながすの。
ぷふう!
タオルでお顔をふいて、かんりょーなの。
つかったタオルは、おせんたくのカゴにいれるの。
それじゃ、マリーお母さんのおてつだいに行くの。
「マリーお母さん、なにすればいいの?」
「おかえりなさい、モーラ。そうねぇ、先ずはみんなのお皿と深皿を並べてちょうだい。ちょっとずつ、気を付けて運んでくださいね。」
「はいなの!」
マリーお母さんが出しておいてくれたおさらを、3枚ずつ、しょくどうにもって行くの。
みんなのイスの前にならべたら、こんどはふかざらなの。
ふかざらも、3枚ずつはこぶの。
おとしてわれちゃうと、マリーお母さんがかなしくなっちゃうの。
だから、きをつけるの。
よし、できたの。
「マリーお母さん、おさらならべたの。つぎはなにするの?」
「ありがとう。次は、フォークとスプーンを並べてくれますか?」
「はいなの!」
フォークとスプーンは、2つの小さなカゴに入ってるの。
マリーお母さんがよういしてくれた、だいにのって、テーブルの上からカゴをとるの。
ちょっとおもたいけど、りょう手でもって、しょくどうにはこぶの。
「ふあぁっ……おはよー。って、モーラ早いわねぇ。」
スプーンをならべてたら、お姉ちゃんのエリザがおきてきたの。
まだねむたそうで、アクビしてるの。
「お姉ちゃん、ちゃんとおふとん、たたんだの?」
「うっ……分かってるわよ。母さんに挨拶して、顔を洗ったらやるわよ。」
うん、ならいいの。
あたしはスプーンをならべおわって、つぎのおてつだいなの。
「さあ、みんな朝ですよ〜!起きてくださいね〜。」
マリーお母さんといっしょに、弟たちをおこしにきたの。
「ううぅぅ〜。もうちょっとぉ〜……」
「あらあら。ノエル、起きないと朝ご飯が食べられませんよ?」
「うぅぅ、いやあぁぁたべるぅ〜。」
「はい、良い子ですね。おはようございます。」
マリーお母さんは、やさしいの。
いちばん小さいノエルが、ちゃんとおきたの。
それにくらべて……
「こら、ビス!ナット!早く布団から出てきなさい!アンカは座ったまま二度寝してるんじゃないわよ!?」
「やだよ〜ねむいよぉ〜。」
「ふっ。われのてっぺきのまもりをこえてみせるがよい!」
「…………くぅ。」
やれやれなの。
お姉ちゃんがほんきでおこらないから、ちょーしにのってるの。
「ビス、ナット、アンカ。朝ごはんぬきなの。」
そんなこまった弟には、ごはんはあげないの。
「ちょっ!?モーラ姉ちゃん、ひでぇ!?」
「くっ!?まさかモーラ姉ちゃんがそのじゅもんをしっていたとは!?われのまもりを、といただとおっ!?」
「…………ふごっ!?」
よしよしなの。
3人ともとびおきたの。
「モーラ……アンタ、容赦無いわね……」
「なさけはむよう、なの。」
あとは、いちばんのきょうてきなの。
「ボルトったら、あんなに騒いでるのに、良く寝てるわねぇ……」
あたしのつぎにお兄ちゃんのボルトなの。
ボルトは、ちょっとやそっとじゃおきないの。
ベッドからおちたって、そのままねむりつづけるほどの、もさなの。
「よしモーラ、任せるわよ。アタシは兄さんを起こしてくるわ!」
……にげたの。
この前おこそうとしてつかまって、だきまくらにされたのが、よほどこたえたらしいの。
「ボルト、朝ですよ。起きてくださいね〜。」
ゆさゆさ。
マリーお母さんがボルトをゆするけど、まったくはんのうなしなの。
「マリーお母さん、あたしにまかせるの。」
「……あまり乱暴は、いけませんよ?」
昨日おこしたときのことなの?
やだなぁ、なの。
たかが、にんげんトランポリンなの。
ちょっと、弟たちと4人でいっせいにやってみた、ただそれだけなの。
「わかってるの。おんびんに、すまーとに、やるの。」
まずは、ボルトのベッドにのぼるの。
そしてボルトのお顔にちかづいて、そのお鼻をつまんでやるの!
「モ、モーラ?まさか……」
少しまてば、ボルトはお口をあけるの。
そしたら、そのお口も手でふさいでやるの!
「ちょっ……モーラ!?」
だまってるの、マリーお母さん!
いっしゅんのちゅうちょが、いのちとりなの!
だんだんと、ボルトのお顔があかくなってくるの。
プルプルふるえはじめるの。
ふっ。
かったの。
「ぶはあっ!?姉ちゃん、ころすきかよ!?」
あたしの手をたたいてきたから、はなしてやったの。
お顔をまっかにして、ボルトはゼェゼェいってるの。
「マリーお母さんがやさしくおこしても、おきないからわるいの。はやく、おふとんたたむの。」
ボルトをおこして、うごくようにいうの。
「モ、モーラ?お母さん、あの起こし方はどうかと思うのだけど……」
マリーお母さんが、そんなことをいってくるの。
「むぅ、わかったの。あしたは、べつのほうほうで、やるの。」
これでいくつめなの?
またあたらしいネタを、しいれなければなの。
マナカお兄ちゃんに、おしえてもらうの。
「おれ、そのうち姉ちゃんにころされるかも……」
「おきればよかろう、なの。」
「そうですね。ボルトはもう少し、自分で起きれるように頑張りましょうね。さあみんな、お顔を洗って歯を磨いて、朝ご飯ですよ〜!」
「「「「はーい(なの)!」」」」
朝ごはんなの。
今日のごはんは、ぎゅうにゅうのシチューとパン、それからやいたハムと、めだまやきなの。
せんぎりキャベツはたべほうだいなの。
シチューはお母さんがじゅんばんによそうの。
お兄ちゃんがキャベツ、お姉ちゃんがめだまやきとハムをくばるの。
あたしは、パンをくばるかかりなの。
「お兄ちゃん、じぶんのだけキャベツが少ないの。ズルはダメなの。やさいも食べないと大きくなれないって、マナカお兄ちゃんが言ってたの。」
「うっ……!わ、分かったよモーラ……」
「お姉ちゃん、ハムは大きいのと小さいのを、ばらんすよくくばるの。ふこうへいは、けんかのもとなの。」
「はいはい。モーラは細かいんだから。それもマナカ兄さんでしょ?」
「なの。」
「ふふふ。モーラは本当に、マナカさんのことが大好きなんですね。」
「なの!」
マナカお兄ちゃんはなんでもしってるの。
お空もとべるし、お話はおもしろいし、おかしもくれるし、やさしいの。
「でも、マリーお母さんも、マナカお兄ちゃんのこと大好きなの。」
「モ、モーラ!?」
「マナカお兄ちゃんとあそんでるとき、いつもマナカお兄ちゃんのことをニコニコ見てるの。」
「そそそそんなことはないですよぉ!?さ、さあ!お祈りして食べましょう!?」
むぅ、ごまかしたの。
マリーお母さん、すなおじゃないの。
天に在す母なる女神よ。
今日この日に感謝します。
命の恵みに感謝します。
その豊かなる慈しみを
わたしはひとへと分け与えます。
願わくば、愛と慈しみと安らぎが
この世に満ち、足らんことを。
今日この日に祈ります。
やっぱり、おいのりのことばは、むずかしいの。
こんど、マリーお母さんにいみをおしえてもらうの。
「さあ、それじゃあみんな、いただきましょう。」
「「「「いただきまーす(なの)!!」」」」
今日も、マリーお母さんのおりょうりはおいしいの。
キャベツも3回おかわりしたの。
お昼までは、こじいんのおそうじなの。
こじいんには、マリーお母さんのほかにはシスターがいないの。
でも、朝ごはんがおわったころには、まちのお姉さんたちがおてつだいにくるの。
いちばん小さいノエルは、マリーお母さんがみてて、あたしたちはまちのお姉さんたちといっしょに、てわけしておそうじなの。
「モーラちゃん、お洗濯上手になったわねぇ。」
「マリーお母さんにコツをきいたの。つぎはおりょうりをならうの。」
「頑張り屋さんねぇ〜。」
まだまだなの。
もっといっぱいおべんきょうして、マナカお兄ちゃんにほめてもらうの。
「こらナット!カーテンは魔法使いのローブじゃねえぞ!?」
「わ、われのころもをはぐというのか!?よせ!ふういんが!?」
「おいビス、まどの上ふくから、おれをかたぐるまするんだ!」
「やだよ!?ボルト兄ちゃんおもいもん!ふつう小さいボクが上でしょ!?」
「アンカ!?またボーッとしてたわね!?ああもう、頭からバケツ被って……!」
おそうじをしてるのか、よごしてるのかわからないの。
「こら、あんた達!真面目にお掃除しない子はお昼ご飯抜きだよ!?」
「「「「そんなぁー!!??」」」」
まちのお姉さんにおこられてるの。
いいきみなの。
みんながあそんでいるうちに、あたしはいっぽもにほも、さきをゆくの。
「あらあらノエル?寝ちゃったのかしら?」
マリーお母さんにだっこされてたノエルがねちゃったの。
うん、わかるの。
マリーお母さんのおむねはすごいの。
ギュッてすると、やわらかくて、あったかくて、しあわせなの。
マナカお兄ちゃんも、マリーお母さんのおむねをよく見てるの。
あたしのおむねも、あのくらいになるかな?
…………ぎゅうにゅうを、いっぱいのむの!
まちのお姉さんたちがつくってくれた、お昼ごはんもおいしかったの。
おうちにあるおやさいとか、おにくとかをもって来て、おりょうりしてくれるの。
それで、お昼ごはんを食べると、お姉さんたちはおうちにかえるの。
また明日ねって、おわかれするの。
お姉さんたちがかえると、弟たちはお昼ねするの。
あたしは、お兄ちゃんとお姉ちゃんといっしょに、もじのおべんきょうなの。
マリーお母さんは、お母さんだけどせんせいなの。
「あら、ラッカ。綴りが間違っていますよ?」
「うええ!?どこ?!」
「マリー母さん、これはなんて読むの?」
「はいはい。それは、『秘密』と読むんですよ。ナイショっていう意味ですよ。」
マリーお母さんせんせいは、おべんきょうのときもやさしいの。
まちがってても、わからなくても、おこったりしないの。
「まあ。モーラはだいぶ字が上手になりましたね。今日憶えたのは……『悪魔』ですか?」
「そうなの。『天使』と『悪魔』をおぼえたの。マナカお兄ちゃんも悪魔なの。」
「ふふふ、そうですね。マナカさんは、グレーターデーモンっていう、偉い悪魔さんなんですよ?」
すごいの。
マナカお兄ちゃんは、やさしいだけじゃなくて、えらいの!
「でも、なんで天使と悪魔はたたかうの?なかよしじゃないの?」
えほんの中の天使と悪魔は、ゆみとやりでたたかっているの。
「昔から、天使様は神様の御使いで、悪魔さんは悪いモノと言われてましたからね。天使様は正義で、悪魔さんは悪いから、懲らしめているんです。」
「でも、マナカお兄ちゃん悪魔さんだけど、あたしたちをたすけてくれたの。ごはんも、おようふくも、おうちもくれたの。」
「そうですね。全部の悪魔さんが、悪いわけじゃないのかもしれませんね。マナカさんみたいな悪魔さんも、他にも居るのかもしれませんね。」
いたらいいの。
悪魔さんとなかよくなって、まほうをおしえてもらうの。
それで、マナカお兄ちゃんに見せて、ビックリさせるの。
「ですがモーラ。逆に言えば、悪さをする悪魔さんも居ますからね?人と同じですよ。良い人も居れば、悪い人も居ます。知らない人には、簡単に近付いてはいけませんよ?」
「はいなの。」
マリーお母さんのおべんきょうは、とってもわかりやすいの。
もっともっとおべんきょうして、たくさんもじをおぼえるの。
おべんきょうがおわると、じゆうじかんなの。
おにわであそんでもいいし、えほんをよんでもいいし、マリーお母さんにあまえてもいいの。
「マリーお母さん、ノエルがだっこしてほしいって言ってるの。」
「あらあら、またですか?ノエルは甘えん坊ですね。」
マナカお兄ちゃんに見てもらったら、ノエルは5さいだったの。
きっとホントのお母さんに、あんまりだっこしてもらえなかったの。
しょうがないから、お姉ちゃんもだっこしてあげるの。
「ノエル〜、モーラお姉ちゃんも、だっこしてあげるの。」
おいでおいでーなの。
「やー!おねえちゃんかたいのー!」
ガーンなの……!
やっぱり、おむねなの……!?
あたしはじぶんのおむねを、ペタペタさわってから、マリーお母さんのおむねを見るの。
「だ、大丈夫よ、モーラ。すぐに、モーラも大きくなりますよ……!」
「マリーお母さんくらいになるの?」
「そ、それは……」
神さまはふこうへいなの!
モーラにおむねがないせいで、ノエルにきらわれたの!
「マナカお兄ちゃんも、マリーお母さんのおむねのほうが好きなの……」
「な、何を言ってるんですか、この子は!?」
「だって、よくマリーお母さんのおむねを見てるの。」
「そ、そんな!?マナカさんたら……!でも……マナカさんなら……」
「マリーお母さん?」
「おかあさん?」
「はっ!?……コホンッ。いいですか、モーラ。胸は、大きくなる人も居れば、そうでない人も居ます。ですが、胸の大きさが全てではありませんからね?」
「でも、マナカお兄ちゃんは大きいおむねが好きなの。」
「そ、そうと決まった訳ではありませんよ!?それにマナカさんは、胸の大小で価値を決めるような人ではありませんから!」
そうなの?
おむねがちっちゃくても、だいじょうぶなの?
「ほ、ほら!マナカさんがお好きな女神様だって、小さいでしょう?!」
はっ!
そういえば、なの。
れいはいどうのまんなかの神さまは、マナカお兄ちゃんのとくべつだって、マリーお母さんが言ってたの。
あたしと、そんなにかわらないの。
ふむ。
きぼうが見えてきたの!
「(ふぅ……なんとか誤魔化せました。ククルシュカー様、申し訳ございません!神様を引き合いになど、罰当たりなことを……!)」
なんかマリーお母さんがブツブツ言ってるけど、きこえないの。
とにかく、小さくてもだいじょうぶなの!
でも、ぎゅうにゅうはたくさんのむの!
「ほらほら。ちゃんと髪を拭いて、乾かしてくださいね。ラッカ、弟達をお願いしますね?」
「分かったよ、マリーさん。ほら!お前らこっち来ーい!」
男の子たちのおふろがおわったの。
マリーお母さんはビショビショなの。
きっとまた、ビスとナットがあばれたの。
あとでおせっきょうなの。
「さあ。女の子達も、お母さんと一緒にお風呂に入りましょうね。」
「「「はーい(なの)!」」」
だついしつでおようふくをぬぐの。
ぬいだらノエルのおてつだいなの。
「ノエル、おゆに入る前にからだをキレイにするの。」
「あーい。」
「モーラ達、すっかりお風呂好きになっちゃったわね。」
「仕方ありませんよ。お風呂は、気持ち良いですからね。」
ぼでぃそーぷをアワアワして、すぽんじでやさしくあらうの。
ノエルのからだをあらったら、こうたいなの。
ノエルにせなかをあらってもらうの。
「いたたた!?ノエル、痛いの!つよすぎるの!」
「あらあら。ノエル、お母さんと交代しましょう。お母さんのお背中を洗ってくださいな。」
「あい!」
はふう。
マリーお母さんがやさしくあらってくれて、きもちいいの。
って、マリーお母さん、前は!?
「ま、マリーお母さん、前はじぶんであらうの!」
「あらあら。遠慮しなくて良いんですよ?モーラはしっかり者で良いお姉ちゃんですけど、私の大事な娘なんですからね。」
あううぅ……
は、はずかしいの……
「ねえ、マリー母さん。」
「なんですか、エリザ?」
うう……はやくおわるのおおぉ……!
「マリー母さんみたいにオッパイ大きくなるには、どうすればいいの?」
「んなっ!?」
むむ!?
お姉ちゃん、ナイスなしつもんなの!
そのちょーしで、ひけつをきき出すの!
「アタシ12歳なのにまだペッタンコだし……どうすれば大きくなるのかなって……」
たしかに、お姉ちゃんのおむねはペッタンコなの。
あたしより2さいもとしうえだけど、いいしょうぶなの。
というか、なの。
あたしの目の前で、大きなマリーお母さんのおむねがプルンプルンしてるの。
おようふくきてないと、もっとすごいの。
おおう。
「さ、さあ……胸の成長は個人差がありますから。良く聞くのは、牛乳を良く飲むだとか、背中を鍛えるとかですね。」
「じゃあ、マリー母さんもそうしたの!?」
「い、いえ……私は、10歳頃から大きくなり始めて、14歳の頃には既に今と変わらなく……って、エリザ泣かないで!?モーラまで!?」
うううぅぅ!
やっぱり、神さまはふこうへいなの!
こんな……こんなけしからんおむねは、こうしてやるの!
「ひゃんっ!?モ、モーラ!?なにして……ひゃうん!?」
「モーラ!アタシも助太刀するわ!大きいオッパイなんてぇ!!」
「こら、2人とも……うぅんっ!やめっ……ああっ!?」
「あたしもあたしもぉー♪」
「の、ノエルまで!?あんっ!こらぁ……やめっ、あぁんっ!」
大きなおむね、ゆるすまじ、なの。
てんちゅーなの!
明日から、いっぱいいっぱいぎゅうにゅうのんでやるのー!!
「あっ……うぅっ!ひゃあぁんっ!!」
あれ?
マリーお母さん、どうしたの?
のぼせちゃったの?
さて、モーラの活躍は如何でしたでしょうか?
モーラの将来がちょっと心配な作者が居ます。
他にリクエストもございませんので、明日はご要望の通り、アグネスさんのその後を覗いて見たいと思います。
お楽しみに。




