現世と、来世
遅れてすいません。
前回の続きです。
目を開けると、俺と沙夜香、そして知らない奴が障壁をはって
俺たちを守っていた。周りは敵だらけで絶望的な場面のようだ。
なんだこれは? 悲しい何かとどす黒いなにかかこみ上げてくる。
そして、俺は消えた。
「ごめんな。また、守ってやれなかった。俺の責任だ。」
『気にしないでッ。いつも守ってもらってた。いつもいつも。
一緒にいてくれた。ッ!。柊、私ね、ずっと、ずっと好きだっ
た。ごめんね、私をわす・・・ね。さ・・・ら。』
殺す
『大丈夫か?柊。おれの障壁はもう持たない。君だけなら逃げきれるから逃げるんだ。彼女の死を無駄にするな。はやく』
「いや、いらない。」
『は?何を言ってるんだ。この目線がままだと犬死するぞ!』
「あんたは、このまま障壁をはっててくれ。おれはこいつらを殺す。必ず殺す。殺さなきゃ気が済まないんだ。」
あぁ、必ず殺そう。
沙夜香を殺した罪は万死にあたいする。そしてなにより、おれの愛すべき人を。殺さなきゃ、やらなきゃ、憎い、殺る、必ず殺る。さぁすべての精霊よ、おれは力を開放し、全てを破壊する。こいつらを、国を、女神をお前らはついてくるならついて来い。おれは全てを根絶やしにする。
「「「イエスマイロード。どこまでもマスターとともに。」」」
我はすべてのものを破壊するものなり。すべての魔力を捧げ、すべてのものを開放す。全てを我に、全てを精霊に、精装アークメイル顕現!。
『柊?ねぇ起きてよッ、グスッ。柊。このままじゃいやぁー。』
「沙夜香、だめ・・・。沙夜香。」
『えっ!柊何を?』
今日またこれの続きを投稿します。
これで一応序章は終にしたいと思います。