不審者との対話、そして、決められたみらい
後で、この続きを、投稿します。
これは夢だ。はっきりわかる。俺の体はあるが足や手がない。
なによりもはっきりとわかるのが俺が目の前にいるからだ。
夢の俺の手の中には沙夜香が倒れている。何かを俺に向かってつぶやいている。
「それは今後の君の未来の場面だよ。このまま進めば、だけど
ね。」
「ッ!!」
奥に昨日あった不審者がいた。なんでやつが?
「僕は一応この世界と今見ている世界を行き来する君たちで言う
神だ。いま見ているのは君の未来に起こりうること。
どうやって回避するか、考えてみるといいよ。それじゃあまた
後ほどにね。」
俺の朝は早い。あの夢を見たわけじゃないが、いつも早い。
1人暮らしだし、沙夜香が来る前にトレーニングと朝シャンをしているからな、学校にも余裕をもっていきたいしな。俺はトレーニングを終え、風呂に入り、朝食を食べていると、インターホンがなった。ガチャ。ほら、来たよ。
「柊ー、もう食べたー? 学校の準備しとくからねー、あとでお皿洗うからおいといてね。」
沙夜香はそのまま俺の部屋へと準備をしに行ってしまった。
このおせっかい焼きめ。
朝食を終える頃にはいつも準備し終えて来る筈なのに今日は来ないな。なにしてるんだろ?二度寝かな?。
おれは呼びに自分の部屋部屋えと向かった。それが悪かったと気づくこは後のことだった。
私は準備を早く終えて柊の布団に潜っていた。
「ンフフー、柊の布団ー。スーー、柊の匂いがする。この匂いシュキだなぁー。クンクン。ンフフッ。ン?」
柊がアチャーみたいな顔でこちらをみている。
「あ、あ、あ、」
「沙夜香を呼びにきたん、だ、け、ど、先に行くね。何も見てないから、気にしてないから。けど、その格好はちょっと危ないからやめてね。それじゃ先いくね。」
「イヤァァァァァァァァーーー」
はぁ、もう嫌だ。お嫁に行けない。
あぁー、朝からおれはすごいことを見てしまったなぁー。
沙夜香は落ち込んでるし、こっちを見る度に目が合うと涙目になるし。フォローしたつもりだけどな。
「「あのさ。!」」
「沙夜香からいいよ。」
『柊からでいいよ。』
「あの、俺は、」
『うん。』
「おれは。」
俺は? いや、お前は・・・。
『あのね、うちね柊のことね。どうしたの?、柊ちょっと大丈夫? 柊、グス、ひいらぎぃー。』
また、あの夢の場面か?合うの早くね?
《決まったかな?どうするかり》
決めたにはきめたけど、会うのはやすぎるな。
《どうするんだ? あの未来を起こすか、違う未来に、向けて行動するか。》
「決めたには決めた。けど、あの夢をまた、繰り返す気はない。殺させはしない。」
今日中にまた投稿するので、お待ちください