1ルート目、序章
こちらが清書のようなものになります。
こちらを本格的に1日に、1回から2回投稿していく予定です。
部活中、休憩時間になり、イスに座ると沙夜香が走ってくる。
おれは黒﨑柊、聖戀高校の1年生。テニス部に所属しており、
何も不自由のない生活をおくっている。と、おもいたいな。
彼女は沙夜香。俺の幼馴染みでありテニス部のマネージャーだ。
おれより頭がいいのに、俺の世話をしたいらしくこの高校に入学した。おせっかいなヤツだ。
おれはいつも道理の日常で生活しているはずだった。あの時までは。
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おれは今、見たことのない森にいる。さっきまでいた沙夜香もいないし、コートにいるわけでもない。何もしないのもあれだし、なんかないか探してみるか。
歩くこと10分、なんか猪っぽいのに追いかけられている。
焦ることは焦るが、疲れもしないし息切れもない。自分の体じゃないみたいだ。ちらっと向こうに金色の髪?みたいなものが見えた。人かな?
「おーい、助けてくれぇぇ。え!」
「えっ!ええっ!!」
水浴びの最中だったんだろうか?。そこにいたのは半裸の金髪の少女。少女とはいい難い体つきだから女性になるのかな?
そんな場合じゃない。
「ごめんなさい。見たくて見たんじゃないです。そんなことより
も助けてください。なんか猪っぽいのに追われてるんで。」
「・・・ね。」
「いやぁー。人がいて助かりました。でも大丈夫ですか?
あの猪みたいなのつよそうですけど?」
「死ねぇぇぇーー」
少女の周りに6本の透明な槍ができた。それすべてが俺の方に飛んでくる。
「まってまって、倒すのはおれじゃなくて、あの猪だよー!!」
当たる寸前に視界がブラックアウトする。死んだなこれは。
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私は今らとてもびっくりしている。まずは裸をまじまじと見られたのに自分のことだけを、話している輩がいた事に対して。
そしてもう一つはアクアランスを人に放ったことはだめだったが、肝心の人のほうが跡形もなく消えてしまったこと。
一体なんだったのだろう。まぁいいか。もう合うこともないし。
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「・・・。」
「・・・ぎ。・・・」
なんだようるさいな。気持ちよく寝てるのに。
だれかがおれを呼んでいる。あとにしてくれ。
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目が覚めると沙夜香が泣いていた。
どうしたんだ?。てかあの少女は?。猪は?。
「大丈夫?柊っ!。グスン。いきなり倒れるし、目は空いてるけ ど虚ろだったし、呼んでも返事がないし。」
そっかぁ、戻ってきたのか。よかった。でもあの声は沙夜香じゃないしだれだろ?
「聞いてるの!柊!。」
「きいてるよ。なんだようるさいな、心配かけたなら謝る。
あとで話すから。おれはもう帰る。いろいろと疲れた。」
「んじゃあうちもかえるし、柊心配だし。」
このおせっかいめ、まぁ、たすかってるけど。
さぁーて、どうやって説明したもんか。
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帰り道、全てを話した。てか話すことないけどね。
「へぇー。大変だったんだね。ケガとかないの?」
「まあな、てかよく信じれたな。」
「柊は嘘つかないし、信じてるし、好きな人信じれないとね。」
なんだ?最後は聞こえなかったがまあいいや、とりあえずわかってくれればいいかな。
「・・・・・・ん。」
なんかいったかな?
「そこのカップルのお二人さん。少しいいですか?」
「カップルだって、うちらそうみえるのかな?やっぱりみえるよね?」
「まぁ、沙夜香はかわいいしな、でもカップルじゃあありませんよ?」
沙夜香は最初あかくなったが少し残念がっている。
「これを肌身離さずお持ちください。まだ後日お会いするとおもうので!。では黒﨑柊さん。」
「まて、なんでおれのなま・え・を?」
誰もいない。さっきのは誰だったんだ?でも、警告っぽかったな。今まで会わなくて今日初めて会う。そして、今日は変なことがあった。イコール関連性がたかい。一応きいておこう。
「沙夜香、これをちゃんともっておけ。絶対だぞ。」
「どしたの?柊、なんか怖いよ。」
もし、またあそこに行くのなら、沙夜香だけは守らないと。
眠れない日々が続きそうだ。
書きはじめで目線としては主人公目線で書いています。
そしていまは主人公とヒロインの会話だけですが、どんどん登場人物を増やしていきます。
これは後ほどルートが別れる話になります。
どうぞご期待を。