紫色をした涙
掲載日:2013/09/24
眩しい光に
何も見えないけれど
滲んだ涙が紫色に輝いている
何の涙なのだろうかとふと思う
哀しみ 嬉しさ 歓び
ただ
この光の眩しさのために生まれた涙
意味のない
目を保護するための涙
何処からもそんな光は見えない
見えるものはパソコンの文字
紫色の涙が落ちれば
次の涙は出ないだろうと
文字が滲んで見えないけれど
透明な涙は
文字を溶かしてくれた
溶けあった文字は心の形になっていくように
伝わる紫色の心から
透きとおる透明な心へ
君の気持ちでもなく
ぼくの気持でもないかもしれない
文字が文字に溶け込むだけかもしれない




