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15話 メモリーウェポン

「最近、この街にやってくる商人が襲われる事態が増えている。それだけでなく解放された商人も病気を発症し、その治療で脅されているそうだ。敵のアジトは判明しているため今回は新人4人とソニアに行ってもらいたい。」


「はーい。」


そういうと、ソニアと言われた女の人と女の子がこっちに歩いてきた。


「じゃあ、そういうことでよろしくねー。てゆうかー早く敵のアジトに行ってゆっくりお風呂に入りたいしー。」


見た感じ60歳くらいの変なしゃべり方をする人と若い眼鏡をかけた女の人が近づいてきた。


「先生、この子たちに自己紹介をしてもらわないと。」


「うーーーん。そうだね。じゃあ端から順番に自己紹介をよろしく!」


「僕はノロンです。で、右からダンテ、マナ、ソラです。」


「あぁー。知ってる!君が試合中に暴走してた、危険な子だよね!」


「先生、ここはちょーやばい子の方がよいかと。」


「そうなの?じゃあ。 ちょーやばい子だよね!」


「まぁ、おそらくそうです。」


ノロンは苦い顔でそう答えた。


「ところでそちらの女の子は?」


「あぁー。この子は弟子のルル。こう見えて怒ると怖いよ~。」


「ゴホン。先生、そろそろ出発した方がいいかと。」


「そうかな?じゃあ、しゅっぱーつ。」


騎士団には変な人しかいないのかと思いながら俺たちはソニアさんについていった。



「ここから魔物が出てくるから気を引き締めて行こう!言ってるそばから来たよ。ウォッチ!メモリーピストル。」


目の前に大きな魔物が現れ、すぐにソニアさんは腰から銃を取り出した。


「君たちごめんね。」


パンッ


そういうとソニアさんは魔物の頭を打ちぬいた。


「すごいですね、ソニアさん。あのサイズの魔物を一発で倒すなんて!」


「あれ?君誰だっけ?」


「さっき自己紹介したじゃないですか。マナです。マナ!」


「そうなの?ルル。」


「はい。この子がマナで、この子がノロン。この子がダンテで、この子がソラです。ノロンが新人戦で暴れていた子です。」


「あぁー。知ってる!試合中に暴走してた、危険な子だよね!」


「先生、ここはちょーやばい子の方がよいかと。」


「そうなの?じゃあ。 ちょーやばい子だよね!」


「そうです。そしてこれはさっきも言いました。先生何回も言ってますけど、会ったばっかりの団員との記憶を弾丸にしないでください。」


「ごめん、ごめん。君たちもごめんね。私のウォッチはメモリーウェポン。自分の記憶で武器を作ることが出来るんだ。さっき君たちの自己紹介の記憶を弾にしたから君たちのことが分からなかったんだ。いやー新人との記憶を弾にするなんて何を考えてたんだろw。もう記憶がないから分からないけどw。だけど、大切な記憶だったから一発でたおせたんだろうねw。」


そういうとソニアさんは俺たちをほったらかして爆笑し始めた。




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