第12話 死の雨が降る
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ボス戦、しかし経験値が足りない。どうする!? 何とかなるのか!?
アオイロ面徒を倒してサヴァちゃんを救出した俺は、サヴァちゃんの『水適正』を使ってファルの汚れを落としてもらった。その時のサヴァちゃん、とってもウキウキだったな~。『これでやっとお役に立てるッス!』とか言っちゃって。
「ほう。お前、中々強そうだな」
無事に色が戻った俺の前に現れたのは、今まで戦ってきた死面徒とはデザインからまるで違う怪人だった。
何て言うか、今までの死面徒は首から上が違うだけの低予算スタイルだったけど、この怪人は首から下も違うデザインなのだ。
それは、筋肉モリモリの大男。肌の色も悪そうだし明らかに人間じゃない。
「まさかこの基地もあの機械も、全部アイツが作ったっていうのかよ……」
「その通りだ」
ウデプシーが咳ばらいをすると、天井からそこそこの大きさなスクリーンが下りてきた。
スクリーンには、あの機械と雲と雨が映されている。パワポかよ。
「ハナメガネ面徒の持つ鼻で素材を集めてこれを作らせ、アオイロ面徒の持つ力を使って青い雲を作る。やがてどう見ても晴れな空からは雨が降り、雨の中の成分で全ての命が死に絶えるのだ!」
「なんだって!?」
[だからあの時ハナメガネ面徒は逃げようとしていたのか!]
ファルの言う通り、これで1つの謎が解けた。
けど、もしこれが実現したら大変な事になる。絶対に阻止するんだ!
「ミロアさん、サヴァちゃん! その機械を壊すんだ!」
「ハルはどうする気なの!?」
「俺はこいつを引き受ける!」
俺が手で促すと、2人は装置の破壊に向かってくれた。
「ム! 破壊などさせるものか!」
俺は握った剣をウデプシーの行く先に差し込み、動きを抑える。
「チィッ、邪魔立てするなぁーッ!」
「お前の相手は俺だ!」
改めてウデプシーと向き合う。ただ立っているだけなのに、なんて威圧感だ……!
これは、かなり痛くなるかもしれない。俺、超がんばれ。
「頼まれたのはいいけれど、どうやって壊そうかしら」
「とりあえず水ぶっかけてやるッス!」
「なるほど! なら私は粉ぶっかけまくるわ!」
あっちの方は、任せても大丈夫そうかな。
[よそに気を取られている場合か! 行くぞ!]
「おう!」
俺が何度刃を叩きつけても、ウデプシーは棒立ちのまま動かない。
これはチャンス。一気に決めてやるぜ。
───────{5}───────
ダメだったか。まあいいや、これでも相手を痺れさせることはできるから、こっちが有利になる。
電撃がウデプシーの体表を駆け巡り、やがて白い煙が立ち上った。
煙の向こうに、まだウデプシーはいる。けど、そう少なくないダメージが入ったはずだ。
そして煙が次第に晴れ、ウデプシーの様子が明らかになる。
「今のが攻撃だったのか?」
ウソだろ。あれ全部ノーダメージなのかよ。
「攻撃とは、このようにするのだ!」
見るからにヤバ気なパンチ。
盾でちゃんと防いだというのに、衝撃が骨まで伝わってくる。なんてパワーしてんだよアイツ。化け物か? 化け物だったわ。
だったらこっちもやってやろうじゃねーか! 必殺技発動!
───────{12}───────
よっしゃ!
「……ム!」
くそッ避けられた!
でも外見にあまり違いは無かったし、当たれば一撃だったし。まさか、本能的に直感して避けたというのかよ!?
はァ~与ダメが無ェ! 作戦も無ェ! 被弾もそれほど少なぐ無ェ!
余裕も無ェ! 有利も無ェ! 攻撃食らってぐーるぐる!
「オレ様は強い! ダレよりも強い!!」
俺の実力じゃ、アイツの力に届きそうもない。
後ろを気にしている余裕はないけど、今俺が倒れたらヤツの企みが通っちまう。
待てよ。『俺』じゃ届きそうにない……? もし『俺』じゃなかったら、追いつけるって事か!?
今まで見てきた中で、一番信用できる相手。それは、メイちゃんしかいないだろう。強いし。
だったら見様見真似だけど、やってのけるまでだ!
俺はあちこちが震えまくってる体に喝を入れ、呼吸を整える。
イメージするのは、あの鋭い斬撃。
低い姿勢で懐に潜り込んで、そのまま一閃!
「……? 何であるか、今のは」
そんなー。上手くいったと思ったのにな……。
「このままだとアイツを通しちまう! ファル、なんか手はないのか!?」
[光の力を強くすれば、太刀打ちできるようにはなるかもな]
「そんな事出来るのか!? どうやればいいのか教えてください!」
[光の力を強くする方法。それは、キミがキミらしくいる事だ。]
「俺が、俺らしく……?」
[そうだ。他人の真似をするのは構わないが、最後に決して自分を見失うな。ワタシはキミの持つ光を、何よりも信じている]
俺らしくって、なんだ?
「どうした!? もう息切れなのか!?」
「ちょっとタンマ。今俺、自己分析? ってやつやってるから」
性格診断とかやっておくべきだったなぁ……。まあ今悔やんでも仕方ない事か。
俺といったら、誕生日は2月17日で血液型はAB型。ちょっと忘れ物が多いだけの高校生だ。
好きな食べ物はハンバーグで嫌いな食べ物はゴーヤ。高校1年生の時にスタバのキャラメルマキアートに挑戦したけど、苦くてリタイアしたくらい苦いものは苦手。
家族構成は俺と羽衣母さんが1人。父さんは俺が生まれて間もない頃に仕事先の事故で亡くなった。
得意科目は昼寝と昼食で、苦手なのは公民、数学、古文、化学などなど。
長所? 自分ではあまりわかんないけど、よく「見てると安心できる」って言われるよ! 特にテスト前!
「おい。もういいか?」
「んーもうちょっと待って?」
「いつまで続く」
「えーと……あと3段落くらい」※めっちゃ目が滑るので飛ばしても全然問題ないですよ!
それにしてもトマトソースのハンバーグとかミートボールってなんであんなに美味しいんだろうなボールといえばピンクボールの2D新作はまだですかねもう情報が入ってきてもおかしく無い頃なのにdirectが不足して死にそうスマブラホムラの3Pカラーめちゃすこだから活躍させたいんだけどオンラインは有線環境整ってるけど怖くてあまり潜れないんだ~心意気とかあったなら教えてくださいゼノブレイドDEは名作の名リマスターだからSwitch持ってる人はぜひ遊んで欲しいねアメリアちゃんニノちゃんリンちゃんだいすこドラガリのシャノエルいいゾ~これ『ふたりの絆』って護符のイラストぶっちゃけくっそかわいいいいいいいいいいい尊いいいいいいいああああああああああああ(浄化される音)全人類に見て欲しい王子なんか気にせずずっと2人でイチャついててほしいしエルフィリスはネコ(偏見)夏には水着シャノンちゃの告知も来てるし幸せだよおおお水着の2人で浜辺デートしろここまで読んでる人いる?デレステ始めてからそれなりに経つけどCo属性に好きな子が多くてうれしいけど気になる娘の声が軒並み聞こえないのは悲しいし音葉さんの声も聞きたいしコズミック・シンフォニーのライブ観覧してぇよぉまあそれはそれとして(デビル)マコトすきだけどごめユイネタはそんなに好きじゃないから腐れ縁関係で友達以上な関係のオリキャラ生やしたらぁよプリンセス衣装に外見では素っ気なく反応しつつも内心ではめっちゃ驚いてるやつでマコト側もあまり反応してくれなくて「あれ?」って思ってる距離感のやつちょうだいちょうだいそれとウマっ娘はやってないんだけどウオスカのコンビいいっすね王道ライバル関係でレース外とか競わない分には仲良しかわいい大分サイゲの話してきたけど結局拙者は任天の狗也スマホゲーのメインはヒーローズで引退する気もさらさらないんだけど全キャラ中最推しであるアメリアちゃんに新規実装無いのがつれぇわ去年の夏に水着でルーテさんが実装されてからずっと待ってたのに来ないんだもんそれにあれからもう1年経っちゃいましたよあとサモナイ3最近手つけてないんだけどそろそろ再開したいなソノラたそくあいいよ~戦闘に勝利した時の『ばきゅーん☆』が最高なんやわざわざここまで読んでくれた人本当にありがとうございますあとちょっとだからもう一息頑張ってくれると幸いです1回ヒマな時にトマトベースのミートソース作った事があったんだけどこれがなかなか大変でさ~煮詰める加減とかも気にしなきゃならないしあまり汁っぽいのは好きじゃないしで大変だったんだよコレがまあ出来は悪くなかったからパスタに
パァン!
「!!」
「1段落が長い!」
ウデプシーは筋肉を唸らせて俺に迫り、ガチビンタ。待ってくれてありがとうございました!
「そういえば俺って何について考えてたんだっけ。ファルは何か知ってる?」
[…………いや、キミが問題に思わないのなら、ワタシから言う事ではないさ。うん]
? 変なの。まあいいや。
ほないくどー!
とはいえ力で劣っているのは事実。ウデプシーの攻撃を凌いでも潰れたカエルの声が出るくらいには差が開いている。これはどうしようもない。
一発逆転の方法があるっちゃあるけど、それもお願いブッパだと見切られて避けられる。
それと気づいたんだけど、別に俺が勝つ必要は無かった。でも俺が叩きのめされたら後ろで頑張ってるミロアさんとサヴァちゃんが危ない。かといって防御だけに集中しちゃうとウデプシーの注意を引けない。
……どうすっぺ。
あっちょっと待ってくださいよ! そっち行っちゃダメ!
「ここから先には、通すもんか!」
「キサマの底は既に見えた! 相手をしている場合ではない!」
見向きもされなくなったのはまずい。このままだと、あそこで機械を壊しているミロアさんとサヴァちゃんが危ない!
「待ーてーよ! ねえーちょっとー待てーってーばー!」
「しつこい!」
「ぐふぁっ!」
けど、まだまだ諦めないぞ!
「ウデプシーチャン、今日もカワイイね!! ドコ住み? オヂサンはね地方都市の郊外だヨ。って言っても、ウデプシーチャンには分からなかったカナ?」
裏拳で沈められた。南無。
でもまだだ。足にしがみついて邪魔してやる。それに俺の体重は50㎏後半くらいあるんだ。そう簡単に動かせるもんか。
「邪魔」ポイッ
割とあっけなく動かされました。
そういえば俺、体変わってるんだったわ。計算する時にすっかり忘れてた。
「なかなか壊れないッスね……」
「お姉さん、そろそろ、花粉出すの限界かも……」
「ふはは当然! その機械はタクラムに作らせた我が作戦のカナメ。耐火耐水耐電耐冷耐塵加工はバッチリなのだ!」
「知らない名前が出てきた……」
なんてこったい。それじゃあこの作戦は最初から無意味だった……ってコト!?
「2人に手出しはさせない!」
「ほう。だがそんな体で何が出来る?」
「それでもやってやるんだよ!」
バンバン必殺技撃ってな!
───────{8}───────
悪くない。
斬った場所から凍りだす。
しかしウデプシーは僅かに凍り付いただけで、一瞬で氷は砕かれてしまう。君レバガチャ速すぎない?
1発1発が重い拳をヴィブジョーソードの面で逸らして凌ぎつつ、必殺準備の体勢。
───────{5}───────
効果が無いのはもう知っている。けど、やらずにはいられない。
俺の背中には、ミロアさんとサヴァちゃんの安全が乗っかってるんだ。世界の人々を守るってのはスケールが大きすぎてピンとこないけど、それなりに交流があった人ならば見捨てられない。
「キサマの攻撃など、もはや恐れるに足りず!」
ウデプシーがなんか言ってるけどこの際もう無視だ。
俺は黙ってヴィブジョーソードの柄に手をかざす。
「これで、終いだァァァ!」
「! ぐわああああああっ!」
強烈なソバットを鳩尾に入れられ、俺は吹っ飛び壁に叩きつけられた後重力に従い床に倒れた。ヴィブジョーソードも、衝撃を受けた瞬間、意識が吹き飛びかけた際に手放してしまっている。
俺の手から離れたヴィブジョーソードは、宙を舞い、やがて機械のてっぺんに突き刺さった。あんな所に刺さったんじゃ、取りに行ってる間に2人が襲われる。
俺は、どうすれば……俺は今、何が出来る……?
「ば、馬鹿なあーっっ!」
ウデプシーの叫びで顔を上げた俺。ウデプシーの視線の先を見てみると、何とあの機械が爆発を起こしているではないか!
派手に壊れてるなぁ。
…………なんで?
[ハル、てっぺんに突き刺さったヴィブジョーソードをよく見るんだ]
「どれどれ……」
───────{12}───────
何か知らんがやったぜ。
「こうなってしまっては作戦失敗だ! 帰る!」
そう吐き捨てるウデプシーが濃い霧に包まれた。
やがて霧が晴れると、ウデプシーは影も形もなくなった。撤退したのか。
「あー疲れた! しんどっ!」
「よかったら自分肩揉むッスよ!」
「マジ? 頼むわ」
うつ伏せに寝そべった俺のケツにサヴァちゃんが跨り、肩を揉んでくれる。
「じゃあ私は、効き目あるか分からないけどアロマな香りを」
「あぁ^~癒されるぅ~」
もう夜中で寝てる途中だった俺は、癒し効果にたまらず意識を落とすのだった。
な り ま し た
ちなみに目が滑る部分だけで1000文字近くあります。長いね。




