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はじめまして皆さん

念願の魔獣討伐組織への、就職が決まったとある三人。

この組織では、最強魔道師の家の後継者の元で働く感じになっている。

配属先で運命が変わると噂で聴いたことがある。

内定と共に送られてきた家の住所へと歩を進め

玄関の前で、これからの仲間だと思わせる人と出会う。

三人は意思を固めて、家へと入った

The豪邸という内装で緊張しながらも、家政婦と名乗る女性が現れる。

「お待ちしておりました、後継者様がお待ちになっております」

彼女は慣れた足取りで階段を上り進んでいく


「こちらでございます」

トントントン

ノックをして許可をとろうとする。

「ライル様、例のお客様がお越しになられました」

「んーどうぞー」

軽い返事というか、ゴロゴロしてそうな返事で

三人の心に心配が生まれる、

ガチャ

と家政婦の方が扉を開けると

そこには


横になってお菓子をポリポリ食べながら漫画を見てた女性が。

一気に三人の緊張は消え

真顔になる、いやまだこの人と決まった訳じゃ

現実を受け止められない僕たちは、真顔を貫く。


「ま、座りなよって、お菓子はまだあるし、ゆっくり話でもしようや」

振り向くとさっきの家政婦の姿はなく、三人は言われるままに彼女の近くに座る。


「私はライル・イラスク、このイラスク家の次期当主で

後継魔法は意識変換という肉体から魂を抜き取り物に封じ込める魔法、よろしくね皆!さっ次は誰が自己紹介をしてくれるのかな?」

この人だと確定した。

手を小さく挙げ

「僕は、化戦 十率(かせんとうり)です。固有魔法は使えませんが、魔力量だけは自信あります!よろしくお願いします!」

パチパチ!

「私は、回提 夕店(かいてい ゆうみ)

趣味は動画視聴、得意魔法は、回復!です!よっろ!」

かっる、と僕は吹き出しそうになるのを必死で堪えるも

しばらくして落ち着いた。

パチパチ!。


「俺は、ヨウショウ・リラキス、得意魔法は肉弾戦です。能力は相手の脆弱性を加速させること、よろしく」

(肉弾戦は魔法じゃないだろ)

僕は静かに心の中でツッコンだ。

パチパチパチー!

「ふふっ皆改めてよろしく、では本題を。この後、珍しく知能を持った魔物がひとつの街を支配したようでね。そこの解放を目的として、君たちにはリーダー格を討伐してもらう。今回は最初ということもあり、実力拝見もかねてついていくからそのつもりで」

彼女は立ち上がる

「準備をしておいで、心の準備を」

ニコッと笑う、彼女の指先で、貴方を彩る二つの指輪が目に入る。


一目見て感じたのは

"何かある"

不確かな思いは、今だけで、徐々に頭の中から姿を消した。



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