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その日の夜、堅斗は石原先生に借りたCDを聞いた世界に一つだけの花を聞いていた。合唱コンクールの遅れがないように、また再び学校に行くって決意したとわかった堅斗の父浩は誰もいない部屋でガッツポーズしていた。それくらい不登校になるって親にとっては心配で、できれば昼間の学校でみんなと一緒にイベントとか行事などをやってもらいたいものだ。『いってらしゃい』って声が久しぶりに気持ちよく聞こえた。毎日が当たり前のように学校に通うっていうのは、堅斗にとってはここ最近、部屋に閉じこもってみていたから、皆通うあたり前の姿に堅斗はやっと戻れるのだから堅斗は久々な感じだった。堅斗が学校につき教室につくと、半数ほどの生徒がこっちを見てきた。おお来た来たって感じでこっちを見ていた。席につくと、隣の女子がおはようと声をかけてくれた。僕は少し照れ臭く小さな声でおはようと答えた、いつもどおり賑やかな学校も、久々に行くとちょっぴり違うようにも見えた、大人になってから気づいたけど、これって単純に受け取り方と、思っていることと違うってことだ。皆が思うほど過激に嫌われているとか。憎いからいじめるっていうのはちょっと違うんだ、ということ、堅斗は今までの苦しみの1つは自分で作り上げてきた想像の世界が自分を苦しめていたんだと認識した。堅斗は今までの苦しみの1つは自分で作り上げてきた想像の世界が自分を苦しめていたんだと認識した。しかし何もされていないのは違うし、コンプレックスを抱えたのも事実である。




