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空欄の世界  作者: 大原康弘
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なんともいえない感覚だった。いままで同じクラスにいたのかってくらい、石塚にとって衝撃的な感覚だった。

翌日も何げなく近くを通るさやかをみて石塚はなんとなく反応していた。完全に恋だった。ただ石塚はそれが初恋だと完全に気づかなかった。どこからどう見てもさやかが可愛く見える。といっても石塚には近づくことも出来なかった。シャイな人間は好きな人はおろか女子と喋ることなんてできない。ただ人の弱みをみて、感づくのが上手いのがこの高倉だ、昼休みに、また武田花蓮と木原で話をしてる。え?まじあいつ小島の事好きなんだ?間違いない、あいつは小島にたいして、かなりきょどってる。本当かよ半信半疑に言い返すと。花蓮もありえないとつづけた。でもさ、あいつあんなにリアクション薄いのにさやかが近くを通るだけで目で追ってるから。ハハハほんとかよ。それでも半信半疑な二人に、ある提案をだす。なんだよ。木原が椅子を斜めに傾けてガタガタ揺らしながら、話を聞いてた。ちょうど明日石塚の誕生日だから、小島さんんにカマかけてもらうのよ。小島さんにおめでとうって言わせてよ。これあげるー!ってそんな感じで、

それであいつが勘違いしてにやけるっていうのを見るだけだよ、え?なにしてんの?って突っ込みをいれる。

赤面するはずだよ。好きなら絶対に反応してるよ。俺の予想はあたる。まぁ軽くやってみなよ、失敗したら別にダメージないし。面白い所が見たいんだよ…

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