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空欄の世界  作者: 大原康弘
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もうこんな時間か…健治がお腹を押さえながら言った。いつのまにかお前ここにいたんだ。

池崎さんと2人で突っ込みを入れたけど、腹が減ってるのは、そこにいた皆いっしょだ。竜太郎は笑った。その日の夜は皆でおもいっきりはしゃいだ、考えていたって仕方ない、嫌なことは遊んではしゃいで忘れてしまえばいい、それがたとえ一瞬の出来事で何も解決されることではなくても、今岡は気を利かせてくれたんだな。竜太郎は心の中で感謝した。もう先輩ってつけるなって池崎さんに言われたのは、彼には彼のプライドがあったのかもしれない。


休みあけて、学校では今岡と竜太郎は話していた。こないだはすまなかった。

あれを見たら俺何してんだろうって気づけた。許されることじゃないのはわかってるけど

竜太郎…俺は別にお前に謝って欲しいのではない、一緒に遊んでいたお前がそんなことするとは思っていなかった。更生しろとは言わないけど、あんな先輩とつるむ必要はないんじゃない?

あんな先輩でも、なんとなくほっとけないというか、孤独感が強いだなって、あの人はあの人で色々抱えてんだよ、親父が経営失敗して家はぐちゃぐちゃだ、両親は自分たちの事ばかりだ。正直自由そうにしてるお前らにムカつくってさ、単純に平和そうなのがムカつくというか。のほほんと暮らしてる感じがムカつく。ってな。悪いな一連の騒動を起こしたきっかけが俺なのに、わざわざ突き合わせて、

なんというか…助かったわ。

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