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空欄の世界  作者: 大原康弘
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わかっていたため、木原がめんどくさいと感じていた。

そこに山村が割って入ってきた。あーこいつ水沢と食べてたよな!何が面白いのかわからないけど、

とにかく、山村は人に近づいては1人で笑いながら冷やかしてくるのが好きらしい、

そこへ澤北が来た。でた3人そろった。優太がため息をつく前に、3人目の澤北がこいつこの前もバスで

転んだんだぜ、ハハハ、そんないらんことをいちち報告するいじめ警戒レベル2の続きだ、澤北は女子にも

そんなことを当日の状況を細かく説明していた、ってお前が足を引っかけたんだろ!優太はそう思たけど、きちんとした証拠がない為黙っていた。それでも僕から言わせれば良い迷惑だ。

足を引っかけられたのは僕なのに、まるでいい笑いものにされる、クラスの話題にされ、

女子にもクススと笑われて、気分は最悪だった。

木原といい、山村といい澤北、この3人は集まるだけで化学反応でも起きたのか?ってくらいに

優太にとって厄介な存在だ、1人1人なら別に普通な感じの子だけど3人だとおかしくなる。

帰りになっていつも通り下駄箱に行くと、優太はある異変に気付く、あれ?靴がない、優太の靴が置いてあった。靴はすぐに見つかったけど、立派ないじめである。

優太は、前にも雨の日に傘がなくて困った日の事を思い出したが、あれも今考えると、同じ事である。

もしかしたら誰かが間違えて持って行ったのかもしれないが、靴は明らかな意地悪な犯行で、靴がなくなるとどんなに不便かわかってない。



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