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木原君と小野寺君がしつこく誘ってきたのでやったら、ターゲットは僕1人でした。途中まで書いたけど…思い出しただけで。
髪の毛をくしゃくしゃっして、心の悲鳴に一生懸命耐えていた。もう嫌だって言えたらなー
隼人ーー、後ろから聞こえた母親の声にビクッとする。どうしたの?何かあった?母さん呼んでも反応しないから、来たわよ、最近元気ないじゃんどうしたの?
数秒間黙ったが、心配されたくない思いで、やっと答えた。ううん大丈夫だよ、眠いからウトウトしてただけ…あそう。それならいいのよ、あと1日通えば今週終わりだから。あ…そうだ、買い物言ってきてくれる。
お母さん、手が空かないから、行ってきてくれると助かるわいいよ、わかった行ってくる。今日の夕飯はなに?
今日は隼人の好きなハンバーグにしようかな。明るい母親の返しに隼人は少しだけど笑えた気がした。
でも、母親は気づいていた…。隼人は何かを遠慮して隠している。あの顔を引きつった感じの表情が
頭に過る。年ごろだから話をしてくれないと、夫の宏に聞くことにした。
おーい隼人こっちに来なさい、父親の宏が隼人を呼び出した。
その腕最近よく押さえているけどどうした?
別に…別にーじゃなくお父さんも、お母さんもお前の事を心配してるんだぞ。その服脱いでみなさい。
一瞬動きを止めた隼人をみて。疑問に思いながらビールを飲むのを辞めた。ただ事じゃない気がしたからだ。




